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「慧眼」の意味とは? 読み方や使い方、類義語・対義語を紹介

武田 麻希

「慧眼」の使い方と例文

「慧眼」は、ビジネスなどあらたまったシーンでも使いやすい表現です。

そこで、「慧眼」の具体的な使用例を見ていきましょう。

褒め言葉として使うことが多い

「慧眼」は「本質を見抜く力」「洞察力が鋭い」などの意味があります。

良い意味がある堅い言い回しですので、あらたまった場で人を褒める時にも使いやすい表現です。

目上の人にも目下の相手にも使えますので、覚えておきましょう。

参考記事はこちら▼

コミュニケーションを円滑にするために! ビジネスシーンでも使える、女性向け、男性向けの褒め言葉を紹介します。

「慧眼」を使った例文

続いては、「慧眼」の具体的な使用例を紹介します。

例文

・A部長のご慧眼には感服いたしました。

・情報収集でB社の動きを察知したBさんのご慧眼には恐れ入りました。

・反対が多い中Cさんをプロジェクトメンバーに選んだ時はどうなることかと心配しましたが、結果的に大成功でした。抜擢した部長のご慧眼には脱帽しました。

・彼は誰にも相手にされていなかったにも関わらず、1年前にはこうなるであろうことを予測していた。その慧眼には感心するばかりだ。

上記のように、「誰も見抜けなかったことをあらかじめ見抜けていてすごい」などの意味で相手を褒める際に、「慧眼」が使われます。

「慧眼の士」とは

「慧眼」を使った代表的な言葉である「慧眼の士」には下記のような意味があります。

慧眼の士(ケイガンノシ)

豊富な経験と優れた能力を持つ人物のこと

(『Weblio類語辞書』)

つまり「慧眼の士」とは、経験や能力が優れていることで、先を見通す眼を持っている人のことを表します。

《例文》

・周りの声に惑わされず本質を見抜いて突き進んだ彼は、慧眼の士といえるだろう。

「慧眼の持ち主」とも表現できる

また、「慧眼の士」は、「慧眼の持ち主」と表すこともできます。

ビジネスシーンなどで相手の鋭い洞察力を表現する際に、以下のような使い方をします。

《例文》

・彼は優れた慧眼の持ち主だ。

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