「マネジメント」の意味とは? 役割や種類・必要な能力
【階層別】マネジメントの種類
マネジメントにはさまざまな手法があり、経営層や現場など、置かれている立場によってそれは変化します。
それぞれ具体的にどのようなことをするのか、マネジメントの種類を階層別に紹介していきます。
(1)トップマネジメント
トップマネジメントとは、組織の目標や方向性を決定したり、経営の戦略を立てたりすることを指します。経営に関する判断や責任を委ねられる立場で、主に会長や社長、常務などの役職に就く人が担います。
組織全体を引っ張っていく立場にあるので、マネジメント能力だけでなく、リーダーシップ能力も強く求められます。
(2)ミドルマネジメント
ミドルマネジメントとは、トップマネジメントと後述するローアーマネジメントとの中間に位置する立場のこと。部長や本部長、支店長などの中間管理職に就く人が行うことが多いようです。
具体的には、トップマネジメントが示した戦略、方針をローアーマネジメントに伝える役割があります。
また、ローアーマネジメントからの意見を上層部に伝えることも、ミドルマネジメントの重要な役割です。
(3)ローアーマネジメント
ローアーマネジメントとは、現場の業務における指揮を執る役割のこと。
現場リーダーやチーフなどの役職に就く人が行うマネジメントで、監督者層と呼ばれることもあります。
トップマネジメントからミドルマネジメントに渡った、組織の目的や方針を現場に伝え、管理する役割を担います。