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マネジメント能力とは? マネジメント能力が高い人の特徴と向上させる方法【診断付】

ぱぴこ

マネジメント能力とは一体何? マネジメント能力が高い人の特徴や向上させるコツを外資系OLコラムニストのぱぴこさんが解説します。また、診断であなたのマネジメント能力をチェックしてみましょう。

「管理職にはマネジメント能力が必要」と、よく言われます。アラサーで管理職が目標に入ってくる人は多く、上司との面談で「マネジメント能力を付けていきましょう」とか「何人かを率いる経験が必要」とか言われるのではないでしょうか?

日本能率協会の『日本企業の経営課題2019』調査での、「組織・人事領域で重視する課題」では、最も重視する課題として「管理職層(ミドル)のマネジメント能力向上」が1位として挙がっています。

ここからも分かるように、多くの企業がマネジメント能力を課題としているのです。今回は、マネジメント能力とは何か、身につける方法を解説します。

マネジメント能力とは何か?

重要課題と位置付けられるマネジメント能力ですが、コミュニケーション能力と同じくらい「ビジネス曖昧語」ともいえます。「マネジメント能力が必要」と言ってる上司本人にマネジメント能力が無いのでは? なんてことはよくあります。

そんなビジネス曖昧語代表選手である「マネジメント能力」ですが、いったいどんな能力のことを指しているのか確認しましょう。

マネジメント能力の意味

辞書で「マネジメント」の意味を引くと、「経営などの管理」または「経営者や管理者」を指す言葉として紹介しています。つまり、マネジメント能力は「対象を経営や管理する人としてのスキル」です。ただ、これだけではしっくりこないですね。

管理対象は、ただ人や物に限らず、部下の教育や目標を達成するための人材配置、また事業全体の成功や収益増大も含まれます。どの程度大きな範囲を管轄するかは、その人のスキルや職位に依存します。

逆に言うと^「マネジメント能力」といった時に「いったい何を、どう管理・達成することなのか?」を明確にしないと、曖昧な言葉に踊らされ続けることになります。^

上司が期待する役割と職位で期待される役割は、個々の状況によって変わるからです。

リーダーシップとの違い

似た表現であるリーダーシップとの違いも考えていきましょう。

リーダーを辞書で引くと「指導」や「統率」などの言葉が出てきます。一方マネジメントとは、前述の通り「管理」のニュアンスが強い言葉。

従って、マネジメント能力は「目標達成に向けて人やモノを管理するスキル」であり、リーダーシップは「目標達成に向けて人や組織を導くスキル」であることが分かります。

捉え方はさまざまありますが、一般的なマネジメントには指導や統率を求められることも多く、人々が使う「マネジメント能力」という言葉にはリーダーシップも含まれていると考えられます。

管理するためには、組織や個々の指導・統率は不可欠というわけです。

参考記事はこちら▼

リーダーシップって結局何? 詳しくはこちらの記事も併せてチェックしてみてください。

マネジメント能力が高い人の特徴

とはいえ「状況によります」では話が終わってしまうので、一般的にマネジメント能力があるとされる人にはどんな特徴があるかを確認しましょう。

いくつか例を挙げるので、自分にマネジメント能力があるかどうか診断してみてください。

(1)適切なゴール設定ができるか

「何をするか」を明確にして、ゴールを握ることは全てのマネジメントの基本です。この内容は職位や業務範囲が広くなればなるほど、掴みづらくなります。

逆に曖昧な中で範囲を決めて、ゴールを設定することができるだけで一歩前に出られます。

参考記事はこちら▼

仕事における目標とは? 立て方のコツを解説します。

(2)優先順位の判断と進捗管理が的確

何をするか? が分かった後に考えるべきは、優先度です。管理するレベルによりますが、重要度を大中小で切り分ける能力が管理職には求められます。

また、整理とリスト化だけではなく、それらが計画に沿ってどう動いているかの進捗管理ができる点も必要です。

(3)人材配置スキルがある

部下を率いることも含めてマネジメントと称することが多いですが、「人の特徴」を掴めるかどうかは非常に大きいです。人がどんな仕事や思考の癖があるかを考えると、どう動かすべきかが見えてきます。

マネジメントスキルがある人は、誰をどこに配置するべきか? を見極めることが上手です。

(4)コーチングスキルがある

「教育」「コーチング」のスキルは、育成面で重要です。

「あれやって」と単に命令を出すのではなく、自発性を尊重し、部下の性格や得意分野を考えながら導くことができる人は、マネジメントスキルが高いといえます。

参考記事はこちら▼

コーチングって何? やり方を詳しく解説します。

マネジメント能力が低い人の特徴

反対に、マネジメント能力が低いのはどんなタイプなのでしょうか。仕事の処理能力ととマネジメントスキルは必ずしも一致しません。

(1)スペシャリストタイプ

スペシャリストとは、専門性を持って仕事を追求するタイプ。反対語として、広く全般的な仕事を担うゼネラリストタイプもあります。

一概に全てのスペシャリストタイプがマネジメントを苦手とするとは言えませんが、比較的その傾向にあると考えられています。

なぜなら「狭く深く」を探求するスペシャリストは、俯瞰で臨機応変に動くことには向いていないから。全体を「広く浅く」見るのではなく、自分自身や少人数と対峙する内向的な仕事で成果を出すタイプだと言えるでしょう。

(2)自己アピールタイプ

仕事において、自分が主役でないと気が済まない性格の人も、マネージャ―向きではないでしょう。そうした自己主張の気持ちが強いならば、今はプレイヤーとしての立ち回りが向いています。

マネージャーは、次の主役を育てる役目です。「自分の手柄は部下のもの」くらいのスタンスで他者を積極的にサポートし、評価していく行動が求められます。

従って、「自分だけが評価されたい!」と思っている時は、まだうまくマネジメントができないはずです。

(3)責任感がない他責タイプ

他責タイプがマネージャーになると、99%の確率で部下に嫌われます。

マネージャーとは、責任を取る仕事。それが他人の失敗であろうと、です。部下のミスはマネージャーのミスでもあるのです。

その責任を取ろうとせず、「部下がやったことなので」「こいつによく言い聞かせておきます」などと発言をするのは未熟。

責任感を持てないマネージャーは、いつか部下に追撃されることでしょう。

参考記事はこちら▼

責任を持とうとしない人は何を考えている? 心理を分析します。

マネジメント能力がある? 診断でチェック

ここまで読んで、あなたは自分のマネジメント能力に自信が持てたでしょうか? それとも失ってしまったでしょうか。

客観的に分からない時は、これから紹介する診断で、今のマネジメント能力をチェックしてみましょう。

参考記事はこちら▼

10の質問に答えて、あなたのマネジメント能力をチェックしてみましょう。

▶次のページでは、マネジメント能力を向上させる方法を解説します。

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