「満身創痍」はどんな意味? 使い方や類語を分かりやすく紹介
満身創痍の対義語
満身創痍には対義語があり、「元気溌溂」や「平穏無事」、「無傷」、「旺盛」などがあります。
対義語の意味やどんな使われ方をするのか紹介していきます。
元気溌溂
「元気溌溂」は「げんきはつらつ」と読み、健康で活力がある様を表します。
「元気」は言葉の通り「生き生きとしている様」を、溌溂は「魚が元気よく飛び跳ねる様子」を表しており、その2つを合わせた「元気溌剌」は「活きの良い魚が飛び跳ねているかのように活力がある」状態のことを指しているのです。
例文
・彼女は何時間仕事していても元気溌溂だ
・子どもは外で1日中遊んでいるのに元気溌溂でうらやましい
平穏無事
「平穏無事」は「へいおんぶじ」と読み、変わたことがなく、それでいて穏やかな様子を表します。
穏やかな意味を持つ「平穏」と「無事」の同義語を合わせることで、穏やかな様子を強調しています。
例文
・今年一年、平穏無事に過ごせたのは家族のおかげだ
・海外に住んでいる友人の便りで平穏無事であることが分かり安心した
無傷
「無傷」は「むきず」と読み、傷が無い様子のことを指します。
例文
・彼はあんなに思い切り転んだのに無傷で頑丈な体の持ち主だ
・地元のバスケチームは無傷のまま決勝へ進んだ
旺盛
「旺盛」は「おうせい」と読み、活力や意欲が盛んであることを意味します。
例文
・彼女の勉強に対する旺盛な活力には毎回驚かされる
・彼は好奇心が旺盛で、気になったことは何でも挑戦している