「満身創痍」はどんな意味? 使い方や類語を分かりやすく紹介
満身創痍の類義語
肉体的・精神的にボロボロに傷ついた状態を「満身創痍」と言いますが、類義語には「疲労困憊」「半生半死」があります。
それぞれの意味と例文を紹介します。
疲労困憊
「疲労困憊」は「ひろうこんぱい」と読みます。「疲労」は疲れていることを意味し、「困憊」には困って疲れ果てるという意味があります。
その2つの言葉を合わせた「疲労困憊」はひどく疲れていることを指し、通常よりもひどい状態であることを表しています。
肉体的・精神的な疲れのどちらにも使うことができ、ビジネスシーンでは大きな仕事を終えた時や、普段から遅くまで仕事をしている際に使われるような言葉です。
例文
・急なトラブルで社員たちは疲労困憊だ
・仕事が毎日23時まで終わらず、睡眠時間が取れない生活が続いているため疲労困憊である
半死半生
「半死半生」は「はんしはんしょう」と読み、文字の通り、半分死んでいて半分生きている様子を表しています。
生死の境にいる状態を指し、満身創痍よりも深刻な状態であることが伺えます。ここでは精神的な意味よりも肉体的な意味を強く持っています。
例文
・親戚が車の事故に遭い、半生半死の状態だ
・愛犬が重病にかかり、半死半生の状態になってしまった