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「アンバサダー」とは? 「〇〇アンバサダー」の意味について簡単解説

小坂井さと子

「アンバサダー・マーケティング」って何?

今日、アンバサダーという言葉を耳にする機会が増えているのは、「アンバサダー・マーケティング」という手法が注目されているからです。

ここではアンバサダー・マーケティングとはどのようなものか、簡単に説明します。

アンバサダー・マーケティングとは?

アンバサダー・マーケティングは、InstagramやTwitterなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用したマーケティングの手法です。

現代の消費者は、企業からの広告よりも、同じ消費者のクチコミを信用する傾向があります。

CMで芸能人が「おいしい!」と笑いかけても、さまざまな広告があふれている中では、消費者の注意を惹きつけることは難しくなっています。

しかし身近な人が「おいしかった」というのを聞くと、「自分も食べてみようか」と思うでしょう。

SNSの発達によって、私たちは多くの人のクチコミを参考にすることができるようになりました。レストランや化粧品、家電など、クチコミを集めたサイトも広がりを見せています。

今ではショッピングや食事の際に、多くの人がクチコミサイトを確かめてから、商品や店を選ぶようになっています。

企業もこうした消費者の動きに合わせて、自社ブランドのファンの声をマーケティングに活用するようになりました。アンバサダー・マーケティングもその1つです。

アンバサダーは企業の広告としてではなく、消費者代表として、商品の使用感を消費者視点で伝えます。その中には、企業も気がつかなかった発見や新しい使い方も含まれます。

それにより、消費者はアンバサダーを通して、広告では伝わらない商品の魅力を知ることができるのです。

こうして企業はアンバサダーを活用し、さらには自社のファンに向けてアンバサダーの募集も始めました。

インフルエンサーとアンバサダーの違い

SNSを活用したマーケティングには、アンバサダー・マーケティング以外にも、インフルエンサー・マーケティングがあります。

インフルエンサー(influencer)とは、「影響力を与える人」という意味を持つ英語です。

一般的にはFacebookやInstagram、YouTubeなどのSNSなどで多数のフォロワーがいる人を指します。特にInstagramを中心に活躍している人が多いのも特徴です。

一方、アンバサダーは、有名人かどうかは無関係に、ブランドのファン代表として企業と契約し、商品の感想や使用感などをSNSなどで定期的に投稿する人を指しています。

アンバサダーを活用して成長する企業も

ブランドと消費者をつなぐアンバサダーは、消費者の希望を伝えて商品開発にも関わるようになっています。日本ケロッグではアンバサダー・プログラムを実施した結果、対象商品の売上が前年比で25%の伸びを見せています。

またワークマンでは「製品開発アンバサダー」を採用し、アウトドアやランニング、バイクなどに詳しい人の意見や希望を製品開発に生かしています。

消費者視点を商品開発やマーケティングに組み込むために、アンバサダーの活用が広がりつつあります。

ブランドと消費者をつなぐ新しい「アンバサダー」の意味

本記事ではアンバサダーが「大使」という意味であることを紹介しました。さらに、今日私たちが耳にする機会の増えたアンバサダーは、企業に依頼され、商品を消費者の視点から紹介する人を指していることも見てきました。

SNSが進化したことで、商品やブランドの情報を発信するのは企業だけではなくなり、消費者の視点からも発信されるようになりました。

それを受けてブランドの側も、消費者のクチコミやSNSへの投稿をマーケティングや商品開発に活用するようになったのです。

大使の役割が国と国をつなぐことにあるように、新しく意味の広がったアンバサダーもブランドと消費者をつなぐ人々であることが分かります。

皆さんもお気に入りのブランドがアンバサダーを募集していれば、そのブランドの魅力を大勢の人に知らせるお手伝いをしてはいかがですか?

(小坂井さと子)

※画像はイメージです

※この記事は2021年05月21日に公開されたものです

小坂井さと子

翻訳者&ライター。働く女性の支援としてスキルアップのためのワークショップなどを行っている。メンタル面でのサポートのために資格取得に向けて勉強中。

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