アンバサダー(ambassador)とは何? 意味やアンバサダーマーケティングについて解説
「アンバサダー」を使ったいろいろな言葉
私たちの周りの「アンバサダー」の意味と使われ方を紹介します。
ディズニーなどで使われる「アンバサダーホテル」とは?
ディズニーランド好きの方にとっては「アンバサダー」というと真っ先に思い浮かべるのが、ディズニーアンバサダーホテルかもしれません。
ディズニーアンバサダーホテルだけでなく、「アンバサダー」という名前のついたホテルは世界中にあります。
中でも有名なのが、ロサンゼルスのThe Ambassador Hotelです。1921年に建設されたアンバサダーホテルは、多くの大統領が訪れた豪華ホテルとして世界に名を知られていました。
ハリウッド映画にも何度も取り上げられ、1930~40年代にはアカデミー賞授賞式も開催されたのです。The Ambassador Hotelは1989年に閉鎖されましたが、その後も「アンバサダーホテル」は豪華なイメージを表す言葉として世界中で使われています。
「(ブランド名)+アンバサダー」とは?
「ネスカフェアンバサダー」など「〇〇アンバサダー」という表現も、広告でよく見かけるようになりました。
「ブランド名や商品名+アンバサダー」は、ブランドや商品と消費者をつなぐ「大使」という意味です。
よく似た表現に「観光大使」や「親善大使」という言葉があります。芸能人が「〇〇観光大使」のタスキをかけて手を振っているニュースを見たことがある人も多いでしょう。
このような「大使」も「アンバサダー」も共に、地方や組織、ブランド、商品の魅力をPRする存在となっています。
SNSなどで見かける「アンバサダー募集」とは?
SNSで「(商品名)アンバサダー募集」という広告を見たことがある人もいるかもしれません。これは企業と消費者をつなぐ「アンバサダー」として、商品の魅力を紹介する人を募集しているものです。
このようなアンバサダーを起用したマーケティングは、「アンバサダー・マーケティング」として注目を集めています。次の章では「アンバサダー・マーケティング」を紹介します。