アンバサダー(ambassador)とは何? 意味やアンバサダーマーケティングについて解説
アンバサダー(ambassador)とは何でしょうか? 言葉の意味やアンバサダー・マーケティングについてビジネス翻訳の小坂井さと子さんに解説してもらいます。
アンバサダーとは本来「大使」という意味の英単語です。でも今日では「大使」という意味以外で使われているケースが増えています。
テレビや雑誌で「〇〇アンバサダー」を紹介する記事や、Instagramで「アンバサダー募集」の投稿を見たことがある人もいるでしょう。
近ごろ話題になることの多い「アンバサダー」について、その意味やなぜ注目されているかを紹介します。
目次
「アンバサダー(ambassador)」の意味とは
アンバサダーは英語のambassadorに由来しています。まずはambassadorの意味を押さえておきましょう。
英語では「大使」や「使節」「代表」を意味する言葉
ambassadorは以下のような意味を持つ単語です。
ambassador(アンバサダー)
1.(…駐在の)大使
2.(公式または非公式の)使節; 代表
(出典:『新英和中辞典』)
ambassador to Japan(駐日大使)のように公職を指す場合もありますが、peace ambassador(平和大使) のように、代表と認められた非公式な役職を指す場合もあります。
ビジネスで使われるアンバサダーとは
ビジネスシーンでのambassadorとは、「代表」や「公式の代理人」という意味が転用され、使われたものです。
アンバサダー
[補説]日本では、自治体・機関・企業などから起用されて広報活動を行う人、またはイメージキャラクターのことを指して用いられることが多い。
(出典:『デジタル大辞泉』)
最近、よく耳にする「〇〇アンバサダー」の多くは、企業やブランドのPR活動をしている人を指すようです。もう少し細かく「アンバサダー」を使った言葉を見てみましょう。