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「終日」とは何時から何時まで? 意味や正しい使い方を解説

さおり

「終日」は使う場面によって変わる!

前述した通り、同様の語句は多く存在します。

ですが場面によって若干解釈が変わることもあります。この違いを知っていれば、普段の生活や仕事の場面で迷うことや相手とのすれ違いが減ります。

以下では、解釈が異なる具体例を紹介します。

会社やお店の「終日」は営業時間を指す

「終日」は時間の制限はありません。ですが、会社やお店で「終日」と言っている時は例外。そのほとんどが「営業している時間」を指しています。

仕事の場面では就業時間

よく会社内や、取引先との電話やメールで「今日は終日出張で不在です」「明後日なら終日対応可能です」などと伝えられます。

その時に「いつ頃までなのだろう?」「終日ってことは、朝から晩まで大丈夫ってこと?」と判断に困ってしまう人や、ふと疑問に感じる人もいるでしょう。

会社内の会話や、取引先との場面でこの言葉が登場したならば、基本的に「就業時間内は」と解釈すればいいでしょう。

もし「早朝から晩まで大丈夫」と真に受けて対応してしまうと、「常識がない人だ」と相手から思われるかもしれませんので、気を付けましょう。

お店の「終日営業」は「24時間」

スーパーや飲食店などのお店の広告やチラシで見かける「終日営業」の文字。これは基本的に「24時間営業」と同じです。例えばコンビニエンスストアやファミリーレストランなど、営業時間の定めがないお店のことを指しています。

対照的に、普段は定められた時間で営業しているお店なら、その多くは「開店から閉店」を指しています。とはいっても、お店側の解釈にもよりますので、お店に問い合わせて確認する方が確実です。

「終日禁煙」は「営業時間内」を指す

「終日禁煙」のチラシや看板を見た時に「いつまで禁煙なのだろう?」と疑問に感じる人もいるでしょう。

この場合は、対象の場所の「営業中の時間」です。「営業している時間は禁煙でお願いします」と認識すれば良いでしょう。

プライベートでの「終日」は朝から晩までの時間

何気ない会話や文章で「終日、絵を描いて過ごした」などと使う場面があります。こうしたプライベートな出来事を説明する時の場合の解釈は「起きてから寝るまでの間」です。

朝起きる時から、寝る晩までの間に行う活動、と解釈するようにしましょう。

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