「小職」とは? 正しい意味と使い方
ビジネスシーンで目にする「小職」という言葉。読み方は、“しょうしょく”です。今回は、ビジネスマナーに詳しいライターのmacoさんが意味や使い方を解説。「女性も使える?/小生との違いは?」などの疑問に答えます。
使う人の立場やシチュエーションによっては、マナー違反になってしまうこともあるビジネス用語。
「小職」もその例外ではなく、使用するのに適した状況というものがあります。
言葉の意味と使い方をしっかり理解して、正しく使えるようにしておきましょう。今回は、「小職」について詳しく解説します。
目次
「小職」の読み方と意味
まずは、「小職」の読み方と意味をチェックしてみましょう。
小 職(しょうしょく)
【一】[名]地位の低い官職。
【二】[代]官職についている人が自分をへりくだっていう語。小官。
(『デジタル大辞泉』より)
「官職」とは、公務員に割り当てられる職務と地位のこと。
つまり「小職」とは、ある程度の地位にいる立場の国家公務員が、自分をへりくだって表現する際に使われる言葉でした。
ただし、最近では「公務員専用の言葉」というニュアンスが弱まり、一般企業に勤めた役職を持つ人が自分を「小職」と表現するシーンも少なくありません。