「ごめん避け」する女性の特徴とは? 「好き避け」との見分け方
職場などで挨拶をしても返ってこなかったり、距離を置かれたりする「ごめん避け」。ごめん避けは、行動やLINEに特徴が現れます。今回は、臨床心理士の広瀬絵美さんに、ごめん避けをする女性の心理や、ごめん避けをされた時の対処法を解説してもらいます。
気になる女性がなんだかよそよそしい……。そんな時、ネットで検索すると「ごめん避け」「好き避け」など、さまざまな「避ける」行動の説明が出てきますよね。
あなたが片思いしている女性は、どんな心理であなたを避けているのでしょうか? その行動を心理学的に解説します。
また、現状のような「追いかける」立場から逆転し、彼女を振り向かせる方法もお伝えします。
「ごめん避け」とは?
「ごめん避け」とは、苦手な人や興味がない人を避ける行動です。
仲が良い時期があったのに、あなたが「好き」モードを出した途端、距離を取られてしまった……。その場合、「友達としては好きだけど、恋人にはなれないの……」という気持ちが行動化した行動が「ごめん避け」なのかもしれません。
ごめん避けには、以下のような特徴があります。
(1)急に態度が冷たくなる
最初から避けられているわけではなく、仲が良い時期があったのに急に態度が冷たくなるというのがごめん避けの大きな特徴。
そもそも、ごめん避けの「ごめん」には、「あなたとは恋人になれないから、ごめんね」という意味が込められています。
「あなたの期待には応えられない……」と感じている時、あなたを避けるという行動で気持ちを表現しようとしているのです。
(2)急に連絡頻度が減る
これまでは毎日LINEで他愛もない会話をしていたのに、急に連絡がなくなった……。
その場合、あなたからの「友達以上の関係になりたい」というアプローチを察知し、距離を置こうとしているのかもしれません。
(3)会話の語尾が変わる
態度の変化で分かりやすいのは「会話の語尾」。というのも、どんな言葉を使うかで、人との距離感は決まります。
上司と部下なら敬語、親友ならタメ口など、距離感に応じて自然と使い分けているはずです。
今まではフランクな口調だったのに、あなたに対して敬語や少し硬い口調になり始めたのなら、避けたい気持ちの表れかも。
(4)話し掛けようとすると足早に去っていく
体の距離は、心の距離と比例します。心理学では「パーソナルスペース」と言って、他人が自分に近づくことに対する許容範囲を指します。
ちょっと雑談をしようとあなたが近づいたとき、足早に去って行ったり距離を取ろうと離れたりされるのなら、心の距離が空いてしまったという証しかもしれません。
(5)近づくと後退りする
職場の同僚など、どうしても会話が避けられない関係性の場合もありますよね。
このようなシチュエーションであなたが少し近づいた時、どんどん足が後退していくのなら、「仕事以外の会話はしたくない、早く立ち去りたい」というサインかもしれません。