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「齟齬」の意味は? 「誤解」や「相違」との違いや使い方を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「齟齬がないようにすること」はポジティブな姿勢につながる

今回は、「齟齬」と「誤解」「相違」の意味の違いや使い方、言い換え表現について解説しました。いかがでしたか?

「齟齬をきたす」「齟齬が生じている」は、うまくかみ合わないネガティブなニュアンスがありますが、「齟齬のない」状態にしようとすることは、より良い方法論を求めることにつながります。

また、「齟齬がない」「齟齬が小さい」は、求めている理想や予測した仮説にきわめて近づいているポジティブなニュアンスです。

「齟齬」という言葉をうまく使って活用することで、より良い予測や理想を現実のものにできるといいですね。

(前田めぐる)

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※画像はイメージです

※この記事は2021年02月26日に公開されたものです

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師) (ライティングコーチ・文章術講師)

コピーライターとして長年「ことば」に関わってきた経験値を元にまとめた「ほどよい敬語」(https://ameblo.jp/comkeigo/)が好評。過剰さや不適切さを排し、明快に説く内容は「違和感の理由がわかりスッキリした」と質問サイトなどでたびたび引用される。

自治体・団体・医療機関向けSNS活用、文章術研修の講師でもある。

著書に『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』(青春出版社)『前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?』(日本経済新聞出版社)『ソーシャルメディアで伝わる文章術』(秀和システム)など。公益社団法人日本広報協会アドバイザー。

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