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「お大事に」はどう使う? 意味や例文・言い換え表現を解説

松岡友子(コミュニケーションマナーアドバイザー)

「お大事に」は頑張る仲間への思いやり

いかがでしたか?

「お大事に」は「お大事になさってください」の省略形で、相手の健康を祈ったり、病人やけが人を気遣ったりする気持ちが込められていると紹介しました。

私たちは心身について健康であるのが当然であるかのように日々過ごしてしまい、ついつい無理をしたり注意を怠ったりしがちです。

そして病気やけがを抱えた時、健康の価値を改めて知ることになり、健康維持に努めようと気持ちを新たにするものです。

「お大事に」という声掛けは、そんな私たちが、頑張っている仲間を思いやる気持ちを表している言葉なのかもしれません。

(松岡友子)

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※画像はイメージです

※この記事は2021年02月24日に公開されたものです

松岡友子(コミュニケーションマナーアドバイザー)

マニエール・トモ代表。コミュニケーションマナーアドバイザー®。
駒沢女子大学・戸板女子短期大学 非常勤講師。
早稲田大学卒業後、ANA国際線客室乗務員およびチーフパーサーとして乗務。
退職後、エアラインスクール講師などを経て2007年より研修講師として活躍する。
日本語教師、NLPプラクティショナーやTAカウンセラー、ハラスメント防止コンサルタントなどの資格を活かし、ビジネスマナーからセルフマネジメントまで幅広く研修、講演を行う。
現在、横浜市立大学大学院にて女性学を研究中。

著書『誰とでも仲良くなれる敬語の使い方』(明日香出版社)

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