「お大事に」はどう使う? 意味や例文・言い換え表現を解説
「お大事に」の言い換え表現
「お大事に」「お大事になさってください」と似た意味を持ち、言い換えられる表現がいくつかあります。
「ご自愛ください」
相手の健康や体調を心配して祈る言葉として、手紙やメールでは「お大事に」よりもよく使われる表現です。
「ご自愛」は、「自分の体を大事にする」という意味ですので、「お体ご自愛ください」と二重表現をしないよう注意しましょう。
また、「ご自愛の上、ご活躍くださいますようお祈りしております」などと続けるのも気が利いています。
例文
・寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
「大切に」
こちらも、相手の健康や体調を心配して祈る言葉として用いられる表現です。
「大事」と「大切」に大きな意味の違いはありませんが、「お大事に」がよく使われるのに対して「お大切に」と声掛けすることはあまりありません。
また、「御身(おんみ)お大切になさいますよう、心からお祈り申し上げます」という表現も、洗練された印象を与えることができるでしょう。
例文
・年度末でお忙しいことと存じます。くれぐれもお体大切になさってくださいませ。