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「エゴサ」の意味とは? 語源や使い方を解説【ネットスラング大辞典】

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

「エゴサ」の使い方(例文付き)

一般的な「エゴサ」の使い方を見てみましょう。

・「他人の評価が気になってエゴサばかりしてしまう」(他人の評価が気になって自分検索ばかりしてしまう)

・「消費者の意見を吸い上げるため、定期的に商品名をエゴサーチしよう」(消費者の意見を吸い上げるため、定期的に自社の商品名を検索して評価、評判を調べよう)

・「エゴサしたら悪口ばかりで傷ついた」(自分の名前を検索したら悪口ばかりで傷ついた)

このように自分や自分に関連する物事について検索する時に「エゴサ」「エゴサーチ」と使います。

かつてはその語感や「自意識過剰」というイメージから、「エゴサ」はネガティブな印象を持たれやすい行為でした。

しかしながら、スマートフォンやSNSの普及により、誰もが発信・受信する時代になったことで、「エゴサ」は一般的な行為となり、今では誰もが「エゴサ」により自分の評価、評判を確認する時代となっています。

ビジネスの場においてはマーケティングリサーチやリスクマネジメントという観点からも、「エゴサ」が利用されています。

次ページ:エゴサーチにはメリットもあるが、適度な距離感で向き合うことが大切

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