「助かります」は敬語として正しい? 言い換え表現も紹介(例文つき)
「助かります」と言われた場合の返事の仕方(例文つき)
ちなみに、自分が相手から「助かります」や「助かりました」と言われた時の返事はどのようにしたら良いのでしょうか?
よく使われる表現は下記の通りです。
「~してくれて助かりました」と感謝された時
この場合には、下記のような返事ができます。
・「お役に立ててうれしいです」
・「お役に立てて何よりです」
・「恐れ入ります」
「~してくれると助かります」と依頼された時
この場合には、下記のような返事ができます。
・「かしこまりました」
・「喜んで〜させていただきます」
・「承知しました」
・「お役に立つことができれば幸いです」
参考記事はこちら▼
「助かります」を使っても良い例
以下は、「助かります」を使っても良い例です。
1.同僚に対して、トラブル対応を手伝ってもらった時(感謝)
「初めての経験で困っていたから、本当に助かったよ。ありがとう」
2.後輩に対して、大量のコピーを取らなければならない時(依頼)
「手伝ってもらえると助かるのだけど、お願いできないかな?」
ビジネスの場面でも気持ちをより細やかに伝えよう
「助かります」の言い換え表現を考えてみると、いろいろな言い方があることに気付きますね。
言葉の選択肢が豊富だと、その時の状況に合わせた言葉でより細やかに気持ちを伝えることができます。
ぜひ実践して、職場のコミュニケーション向上に役立てていただければ幸いです。
(大部美知子)
※画像はイメージです
※この記事は2020年08月20日に公開されたものです