現代のリーダーシップとは? 定義と6つの種類、身につける方法
リーダーシップがある人の特徴
では、リーダーシップがある人って、具体的にどんな振る舞いをしているでしょうか。例を挙げてみます。
(1)逆境で夢を見せる
「もうだめだ、と思ったとき、〇〇さんが『このプロジェクトは絶対に成功する』って言い続けて。その理由もずっと話してくれた。だから〇〇さんを信じてここまで来られた」
といった話が出るとき、この〇〇さんはリーダーシップを発揮しています。
逆境でもメンバーがやる気を失わないよう「絶対にできる」と信じさせることが、リーダーシップです。
(2)人を褒める
リーダーシップは、ジャイアニズムじゃありません。リーダーは人を褒めて伸ばします。
「いつも〇〇さんが仕事を褒めてくれて、自分が強みを発揮できる仕事を任せてくれた。だから成果が出せた」
といった具合に、メンバーが最大限実力を発揮できるように褒め、動かすのがリーダーシップです。
(3)「どうすればできるか」を常に考える
「こんなんじゃ、だめだ」と考えるのは、リーダーの逆です。リーダーシップがある人は、常に「どうすればできるだろう」と考えます。
言葉遊びに見えるかもしれませんが、可能性を探さなければ、打開策も出てきません。
社外で協力が得られなかったとき、急に材料が欠品したとき、上司が反対してきたとき……。リーダーは「どうすればできるだろうか?」と目標の実現へ常に頭を働かせます。