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仕事が嫌すぎる瞬間とは? 行きたくないと思う原因と対処法

大塚統子(心理カウンセラー)

仕事が嫌になる原因と心理

仕事が嫌になっているとき、実は仕事そのものが嫌なわけではありません。その仕事をしている時に自分が感じている、その気持ちが嫌なのです。

では、一体どんな気持ちを「嫌」だと感じるのでしょうか。心理を解説します。

(1)自己嫌悪

仕事をきっかけに自分を嫌うと、仕事が嫌になります。

仕事ができない、能力が足りない、自分の○○が悪い、人より劣っているなど、自分への駄目出しが止まらなくなり、仕事を続けるのが苦しくなるでしょう。

(2)役に立たない

人は誰かの役に立ちたいものです。だから、仕事でミスをしたり、迷惑を掛けたりすると、申し訳ない気持ちになります。それがつらくて、仕事に行くのが嫌になるのです。

(3)認められない

人から認められたいと思っていると、認められなかったときに悲しくなったり虚しくなったりします。頑張ることが無意味に思えて、仕事を頑張れなくなっていくのです。

(4)受け入れてもらえない

自分を好意的に受け入れてくれる場所は居心地がいいものです。逆に、嫌われる、拒絶される、否定される、攻撃されると思うと、その人や場所から距離を取りたくなります。

(5)楽しくない

本来の自分の性格や適性と合わない仕事だけをしていると辞めたくなります。例えば、人と関わるのが好きな人が黙々と作業する仕事をしても楽しくないでしょう。

本来の自分を誤解していたり、世間体で仕事を選んだりしていると、自分の気持ちとの矛盾から仕事が嫌になります。

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