お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

仕事が嫌すぎる瞬間とは? 行きたくないと思う原因と対処法

大塚統子(心理カウンセラー)

「仕事が嫌」という気持ちを放置するリスク

今の仕事が嫌でも、転職するには勇気がいります。気持ちを切り替えて「もう少し頑張ろう」と続ける人も多いでしょう。

もし、全く気持ちを切り替えずに「この仕事嫌すぎる」と感じながら仕事を続けた場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。

(1)仕事に集中できない

やりがいも楽しみも無い状態で仕事をしても、集中できないでしょう。効率が悪くなり、些細なミスもしやすくなります。

(2)人間関係が悪化

隠しているつもりでも、やる気の無さや嫌々している様子は周囲に察知されます。

人は不満があると「誰かのせい」「何かのせい」にしたくなります。それにより、職場の人間関係に悪い影響が出るようになります。

(3)新しいことにチャレンジできなくなる

自分は駄目だと思う状態が続くと自信を無くします。また、「嫌なのに何とかしようとしていない」と自分を責めます。

自己否定をしていると気力が無くなり、新たなチャレンジがしにくくなります。

(4)同じことを繰り返す

何か問題があって仕事が嫌になったのであれば、その問題解決に取り組まなければ同じことが繰り返されるでしょう。

心理の面では、自分の考え方や感じ方が原因で起きる問題は、自分の心理パターンを変えると乗り越えられるでしょう。

(5)後悔する

自分で変えられるかもしれない問題を放置すると、時間が経ってから後悔します。

たとえうまくできないとしても、今できることに精一杯取り組んでおくと、数年後に「あの時○○すれば良かった」「あの時○○しなければ良かった」と思わなくて済むでしょう。

(6)ストレスで心身のバランスを崩す

仕事に行けないような状態で無理を続けると、ストレスで心身のバランスを崩します。長期の休養や治療が必要になることもあるでしょう。

次のページを読む

SHARE