「自分の意見がない人」認定されないために。原因と5つの対処法
自分の意見が言えない原因
では、なぜ自分の意見が言えないのでしょうか? その原因を紹介します。
(1)正しいことを言わなければいけないと思っている
間違えたことを言ったら、どうしようと不安が大きくなっているのかもしません。
絶対に間違えたことを言わない方法は、自分の意見を言わないことです。そのために、自分の意見を言わないという行動を選択してしまいます。
(2)恥ずかしいと思っている
自分の意見を伝えることを、恥ずかしく感じているかもしれません。
子どもの頃、教室で意見を求められても恥ずかしくて押し黙ってしまった経験はないですか。そのように、大人になっても何かの意見を言うことに、恥ずかしさから抵抗してしまうことがあります。
(3)責任を取りたくない
何か意見を言うことで、その発言に対して責任を取らなければいけないと感じているかもしれません。その責任を回避するために、何も意見を言わないか、誰かの意見に合わせてしまうのです。
(4)何を求められているのか分かってない
意見が言えないのではなくて、相手が求めていることが何か分からないので、答えようがないのかもしれません。
相手との関係や状況によっては質問や聞き返すことができない場面もありますよね。「意見がないの?」と言われても、何について発言すればいいのか分かっていないのです。
(5)何も言わないことが意思表示になっている
何も意見を言わないこと自体が、一つの意思表示になっていることがあります。
喧嘩しているときに、何も言わないということがありますよね。それは「怒っている」ことを相手に伝えているのです。
「意見を言わない」ことで、怒りや悲しみ、不満を表現しているのかもしれません。