「自分の意見がない人」認定されないために。原因と5つの対処法
「自分の意見がない」と言われる人の心理
さまざまな原因から「自分の意見がない」と言われる状況に陥っていることが理解できたのではないでしょうか。
では次に、そんな「自分の意見がない」と言われる人の心理を紐解いていきましょう。
(1)自分に自信がない
正しいことを言わなくてはいけないというプレッシャーを感じているのなら、それは「自信のなさ」の裏返しかもしれません。自分の意見を否定されることを避けたい心理が働いています。
(2)周りに合わせてしまう
幼い頃から自分の意見を言える環境がないと、周りの人に合わせることがコミュニケーションの基本的なスタンスになってしまいます。
過干渉な環境で育った場合など、自分の意見よりも周りに合わさなければいけなかった生い立ちが影響していることもあります。
(3)依存的である
自分の発言に責任を取りたくないという気持ちが強いのは、誰かに任せておきたい依存心からかもしれません。リーダーや上司など責任のある立場も避けたいと思っていることもあります。
(4)関心がない
人は興味や関心があることには、自然に自分の意見や考えが浮かんでくるものです。つまり、意見がないということは、そのことについて「どうでもいい」と思っているかもしれません。
やりたくない仕事について、「これからどうすれば業績が上がるのか?」と意見を求められても、そもそも興味がないので意見も言えないのです。
(5)不平不満がある
意見を言わないこと自体が意思表示になっている場合、その多くは不平不満が隠れていることがあります。沈黙というメッセージで、その不平不満を相手に伝えているわけです。
自分の意見を言ったところで、相手が受け入れてくれない状況が続いているのであれば、フラストレーションもたまっていきますからね。