「自分の意見がない人」認定されないために。原因と5つの対処法
自分の意見を伝えるコツ
そんな「自分の意見がない」と言われる人が、自分の意思を伝えるコツがあります。
もう「意見がない」などと言わせないために、できることから始めてみましょう。
(1)一回で正しいことを伝えようとしなくていい
コミュニケーションとは、一回で相手の求めている答えを返すことではありません。キャッチボールのようにラリーを繰り返して、すり合わせていくことがコミュケーションです。
正しいことを言うよりも、コミュニケーションの回数を増やすことを意識してみてださい。何度もラリーを繰り返すことが習慣になってくると、正しいことを言わなければいけないプレッシャーも減っていきます。
(2)周りの人の力になることを意識する
嫌われないように受け身の姿勢で、周りの意見に合わせるのではなくて、相手のために何か自分が与えられるものがあるという意識を持ってみましょう。
自分の意見を言うことが、周りの人にポジティブな影響を与えていくという経験を積み重ねていくのです。それが自信にもなっていきます。
(3)相手の目を見る
恥ずかしさを感じていたり自分に自信がなかったりすると、相手の目を見ることができなくて避けてしまいます。
相手の目を避けていると、意識が自分にばかりに向いてしまい、恥ずかしさがより強化されて頭が回らなくなります。
よって、相手の目を見ることは、実は自分の気持ちを落ち着かせることでもあります。
(4)日記をつける
日記でもSNSでもいいので、自分の頭の中にあるものを文章として書く練習をしてみてください。
打席に立つ前に素振りをしておくことが大事なように、日頃から自分の意見を伝わりやすくまとめる練習をしておくことで、意見を求められたときに自分の言葉を整理して伝えられるようになります。
(5)興味を持つ
自分の意見を言うためには、その物事に関心がないと意見すら思い浮かびません。
何か意見を求められたときに、「それについて自分が興味を持つにはどうすればいいのか?」を考えてみてくださいね。自分事化することが興味を持つことの第一歩です。
伝えようとする姿勢を見せていこう
自分の意見がないと言われてしまうと、自分のことを否定されているように感じてしまうかもしれません。
しかし、相手があなたに興味がないのであれば「自分の意見がないの?」と言ってくることもありません。何も言わないで放っておけばいいですからね。
つまり、相手はあなたの意見を待っているのです。
そのことを信頼して、自分の意見を伝えてみてください。初めからうまくいかなくても、あなたが伝えようとする姿勢がそのまま相手へのメッセージとなりますよ。
相手は、伝える内容よりも伝えようとする意思を待っているのかもしれません。
(桑野量)
※画像はイメージです
※この記事は2020年04月21日に公開されたものです