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人を愛せない理由とは? 誰かを愛せる自分になる5つの習慣

高見綾(心理カウンセラー)

人を愛せない理由は? トラウマや成長過程の出来事など、愛せない根本的な原因とは? 日常の中で実践できる改善策を、心理カウンセラーの高見綾さんが解説。「誰かを愛したい」と悩むあなたへ届けます。

人のことが好きになれなくて、誰にも悩みを打ち明けられずにいる人は少なくありません。「これからも好きになれなかったらどうしよう」と不安になってしまうこともあるでしょう。このように、人を愛せないのには理由があります。

今回は、どうして愛せないのか、その心理や原因を解説します。また、人を愛せる自分になるために今からできることを紹介します。

「人を愛せない」とお悩みの方に少しでも届きますように。

そもそも「人を愛せないこと」は問題なのか

わたしたちは、本来「人を愛したい」という願望を持っているものです。

ところが、成長過程の中で十分に愛してもらう経験をしてこなかったりすると、自己肯定感が育たずに自信をなくしてしまいます。自分の存在を良いものだと思えないと、愛することにも愛されることにも臆病になってしまうのです。

恋愛や対人関係などで傷ついた経験があると、人と距離を取ることもあります。また、何も問題はなくて、本当に好きになれる人にまだ出会っていないだけ、という可能性もあります。

大切なのは愛せない自分と向き合うこと

このように「人を愛せない」のは、さまざまな理由があってのことなので、「自分はおかしいのではないか」と不安に思う必要はありません。

自分の内面は外側の世界に投影されるため、自分を愛し大切にできると、他人のことも同じように愛せるようになるなど変化していくことも多いです。

もし「いつか人を愛せる自分になりたい」と思うのであれば、そんな自分を信頼してじっくりと向き合っていきましょう。

次ページ:人を愛せない理由や心理とは?

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