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弱さを克服。今すぐメンタルを強化できる8つの方法

秋カヲリ

メンタルの強い人と弱い人には決定的な違いがあります。今回は、心理カウンセラーで文筆家の秋カヲリさんに、メンタルが弱くなる原因やメンタル強化法を教えてもらいます。

あなたは「もっとメンタルを強くしたい」「メンタルの弱さを克服したい」と思ったことはありませんか?

何かトラブルが起きるたびに落ち込んでしまったり、気持ちの切り替えがうまくいかなかったり……メンタルが弱い人は、心が不安定になりやすいです。

今回は「メンタルを強くしたい」と思っている方に向けて、メンタルが弱い原因やメンタル強化方法をお伝えします。

メンタルが強い人と弱い人の違い

そもそも、メンタルが強い人と弱い人にはどのような違いがあるのでしょうか? 3つの違いをご紹介します。

1.ポジティブ/ネガティブ

メンタルが強い人は、何事もポジティブに考えるくせがあり、考え方が前向きです。

一方、メンタルが弱い人は物事をネガティブに捉え、後ろ向きな考え方をする傾向があります。

慎重に行動できるので失敗は少なく、計画的な行動ができるというメリットもありますが、小さなミスやアクシデントもネガティブに捉え、気持ちが沈みやすいのが悩みどころ。

ポジティブな人のほうが、切り替え上手だといえそうです。

2.単純思考/拡大思考

メンタルが強い人は単純思考の持ち主で、出来事をありのまま受け止めます。たとえ失敗しても「今回“は”失敗した」と目の前の事実だけ認識し、それを過去や未来につなげようとはしません

しかし、メンタルが弱い人は失敗すると、「この間も失敗した」「次も失敗しそう」というように拡大思考し、どんどん自分を追い込んでしまいがち。

マイナスの拡大思考によって自信をなくし、またミスしやすくなってしまいます。

3.自尊心/自己愛

メンタルが強い人は自尊心があるのに対して、メンタルが弱い人は自己愛が強いです。

自尊心と自己愛は似ているようですが、実はまったく異なるもの。自尊心を持っている人は今の自分をありのまま受け入れていますが、自己愛が強い人は今の自分を受け入れておらず、理想の自分を愛し追いかけています

現状に不満や不安を抱えやすく、理想の自分と一致しない今の自分を否定してしまうため、メンタルが不安定になってしまうのです。

メンタルが弱くなる原因

では、なぜメンタルが弱くなってしまうのでしょうか? その原因を3つ解説します。

1.理想が高い

先ほどお伝えしたとおり、自己愛が強い人はメンタルが弱い傾向があります。

というのも、理想とする高い目標に追いつけないと「なんで自分はあれができないんだろう」「どうしてこうなれないんだろう」と自分を否定するので、メンタルが不安定になってしまうからです。

理想を持つのは良いことですが、ゆっくり時間をかけて成長するつもりで気負わないことが、メンタルを強化するうえでは大切。

高い理想を今の自分に押しつけて、自分自身を苦しめないようにしましょう。

2.体の調子が悪い

心と体はつながっています。

どんなにうれしい出来事があっても、高熱が出ていて体がだるかったら思い切り喜ぶ元気も出てきませんよね。

体の調子が悪いと、心も鬱々としてふさぎ込みやすくなってしまうもの。体が資本ですから、健康第一で日々を過ごすことが大切です。

不摂生は改め、規則正しい生活を送りましょう。

3.被害妄想をする

特に女性に多いのが、被害妄想によってメンタルが弱くなってしまうケース。

女性は男性よりも細かい部分に気がつきますし、細やかな気遣いもできます。ただ、こうした細部にまで目を配れる特徴が裏目に出てしまうこともあります。

「もしかしてダメなやつだと思われてしまうのでは」「今ちょっと面倒だと思われたかも」と現実で起こっていない出来事にも関わらず、ネガティブに解釈し被害妄想に陥るのもメンタルが弱くなる原因です。

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