苦しい時はどうする? 乗り越え方や苦しみを引き寄せない方法を解説
人生には、逃げ出したいほど苦しい時もあるでしょう。成長のチャンスとはいえ、やはりつらいもの。少しでも楽にやり過ごすにはどうするのが良いのでしょうか。苦しみの乗り越え方と引き寄せない方法を、占い師でコラムニストの紅たきさんが解説します。
こんにちは。占い師・コラムニストの紅たきです。
どんな人にも、苦しいことばかりが続く時期はあります。スピリチュアルな観点から考えれば、それは人生において必要な試練で、それを乗り越えることによって魂は人生の修行を達成していくのです。
苦しい時期は、つらいことの連続かもしれませんが、この時期を乗り越えるとより高いステージへと到達できます。
今回は、本当に苦しい時期を乗り越えるための方法をスピリチュアルな観点で紹介していきたいと思います。
苦しい時はどうして訪れる?
人生には何度か苦しい時が訪れます。なぜこんなに辛い気持ちにならないといけないんだろう……。そう思う人もいるでしょう。
スピリチュアルな意味では「試練を乗り越えられるか試されている」
スピリチュアルな観点から考えると、苦しい時というのは、その試練を乗り越えられるか、その試練に立ち向かっていけるかどうか、あなたの魂のあり方を試されているのだといえます。
そのため、あなたなら乗り越えられるギリギリの試練がやってきます。あなたの魂のレベルが高いほど、その苦労や苦しみは大きいのです。
そして、それを乗り越えた時、あなたには転換期が訪れ、人生がまるで別のものになります。
心が苦しい時の乗り越え方
では、苦しい時をどう乗り越えればいいのでしょうか。乗り越え方を10個紹介していきます。
(1)毎朝窓を開けて新しい気を取りこむ
風水では、良い気は外から入ってくるといわれています。
窓を開け、新鮮な空気とともに新しい気を取りこみましょう。朝日や午前中の日差しは陽のエネルギーが強く、明るい光に満ちた部屋には良い気が溢れています。
良い気に触れることが、苦しみを和らげ、プラス思考になることを手助けしてくれるのです。
(2)鏡を通して自分を見つめ直し、邪気をふり払う
鏡は、自分の調子を測るバロメーターです。短い時間でいいので、鏡の中の自分を見つめる時間を作りましょう。
肌の変化やチャームポイント、コンプレックスなどを観察することで、外見とともに心も見直すことができます。
鏡は邪気を跳ね返すともいわれていますので、毎日しっかり鏡を見ていれば、苦しみを軽減できるでしょう。
(3)陽のパワーフードで元気をチャージする
太陽には陽というプラスのエネルギーがあります。
そのため、太陽の光を浴びエネルギーをたくさん吸った食べ物を積極的に取ると元気が出てくるのです。
赤くて色が濃く、地上で育った野菜やフルーツ、特にリンゴやいちご、さくらんぼ、トマトなど皮ごと食べられるものがおすすめ。苦しい時には、これらの食べ物を積極的にとってください。
(4)辛い時こそ睡眠をしっかりとる
睡眠は、潜在意識のクリーニングをする大切な時間です。
睡眠不足が続くと、体が疲れるだけではなく、心や気持ちまでもが元気を失ってしまいます。それは、心の中にあるさまざまな感情が消化不良を起こすからです。
睡眠は、効率よく心や体をデトックスしてくれるもの。ですから、苦しい時にこそできるだけたくさん寝るようにしましょう。
(5)怖い夢に感謝する
苦しい時には、怖い夢や嫌な夢を見ることが多いものです。しかし、夢は心のデトックスをし、心のバランスを整えてくれるありがたいもの。
もし、怖い夢や嫌な夢を見たら、「現実で起こったかもしれないことを、夢の中で終わらせてくれてありがとう!」と感謝しましょう。そうすれば元気が出てくるはずです。
(6)忘れられない失敗を紙に書く
失敗を引きずることは、負のオーラを引きずることでもあります。
そのような思い出したくないのに忘れることができない失敗や、そのときの感情などを紙に書いてください。書いていけば、いろいろな感情や今まで見えなかった反省点も出てくるはず。
苦しいことから逃げずに、しっかりと向き合うことが大切なのです。
(7)どうしても気になる他人の嫌なところを紙に書く
他人は自分の映し鏡。他人の嫌なところが気になるというのは、自分の中に同じような嫌な部分があるから反応するのです。
苦しい時は特に、周囲の人のことを愛する気持ちが薄れ、憎しみの感情が襲ってくるもの。
その気持ちをすべて、紙に書きましょう。きっと、自分にも同じようなところがあると気づけます。
嫌な相手は、自分の欠点を教えてくれるありがたい存在であることがわかるでしょう。
(8)自分の欠点を紙に書き出す
欠点を肯定することが、愛することの出発点です。
しかし「欠点もそのままでいい」という意味の肯定ではありません。
例えば、すぐに怒ってしまうという欠点があるとしたら、どういう時にその欠点が出るのか、何かきっかけがあって怒るのか、と探って紙に書いてください。
苦しい時は、なぜ自分ばかりつらい目に合うのかを、冷静に考えることができないもの。そして、なんでも他人のせいにしてしまうのです。
そうした気持ちを見つめ直し改めることが大事です。
(9)お祓いワークをする
(6)(7)(8)で、書いた紙をはさみで切り刻みましょう。
お祓いでは、書く、切り刻むという2つの行動がとても重要です。
まず書くことで事実や感情を客観的に見つめられ、新しい気づきを得ることができます。
そして、その紙を切り刻むことで気持ちがすっきりします。
最後に、切り刻んだ紙を土に埋めてください。これでお祓いが終了し、苦しい現実を乗り越えていくパワーを授けてもらえます。
(10)早起きをする
朝の時間は、エネルギーを吸収するのに一番いい時間です。できれば、朝5時から7時の間に起きましょう。
この時間帯は、風水では卯の刻にあたります。卯は「東」を表しています。東は太陽が昇る方位。太陽がどんどん光を増し、勢いよく昇っていくこの時間のエネルギーが、体にどんどんチャージされます。
苦しい時を乗り越えていく力が身に着くでしょう。
▶次のページでは、苦しい時を引き寄せない方法を紹介します。