気持ちの切り替えが苦手でできない! 上手に切り替える方法
上手な気持ちの切り替え方7つ
では、上手に気持ちを切り替えるにはどうしたらいいのでしょうか。
続いては、上手な気持ちの切り替え方のコツをご紹介します。
(1)感情を抑圧しない
子どもは大泣きしたと思ったら、次にはケラケラ笑ったりして、後に引きずりません。というのも、感情はちゃんと感じて解放することができれば消えていくからです。
気持ちの切り替えが上手な人は、感情を抑圧することなく、素直に表現しています。ネガティブな感情を他人にぶつけることはよくないですが、感情を素直に感じることは大切です。
泣きたいときには遠慮せずに泣き、怒りたいときにはちゃんと怒ることで、自分の中に感情が蓄積されず切り替えが早くなります。
(2)人に話す・相談する
信頼できる人に悩みを話すことで、ストレスが軽減される効果があります。気持ちを言葉にして表現することで、自分の考え方の癖に気づくきっかけにもなります。
自分ひとりでなんとかしようと思うよりも、人を頼って、たくさん話して笑うことで元気が出てきてリフレッシュできるでしょう。
(3)自分の時間を充実させる
彼とケンカをしたり、なかなか会えなかったりするような恋愛の悩みを抱えているときには、彼のことは一旦横に置いて、自分の時間を充実させることがオススメです。
前々から気になっていたイベントに行ってみたり、友達と遊んだり、ファッションを変えてみたりするなど、好きなことをやってみましょう。
自分の時間を充実させて精神的なゆとりをつくることが大切です。
(4)難しく考えない
本来、物事はシンプルです。気持ちの切り替えが苦手な人は、自分で複雑にしてしまう傾向があるので、難しく考えるのはやめましょう。
良くも悪くもどちらにも受け取れることがあれば、自分の気分が楽になるような、都合の良い解釈にしてしまうのもひとつの方法です。
(5)怒りは成長へのエネルギーとして使う
仕事で怒られた場合には、誰しも落ち込んでしまうものですが、ただのマイナスの出来事として捉えるのではなく成長のきっかけとして使いましょう。
「もっと自分が良くなるために起きた出来事だとしたらどうだろう」と考えてみます。相手に対する怒りは「次はきっちりやって見返してやる」というように、やる気のエネルギーに変えましょう。
「次こそは」という強い気持ちになれると、気持ちの切り替えがスムーズにいきます。
気持ちの切り替えが苦手でできない! 上手に切り替える方法
(6)深呼吸してリセットする
深呼吸によって、気持ちをクールダウンさせることができます。呼吸を通して頭の中をリセットしましょう。
ゆっくりと長い時間をかけて息を吐き出してから、大きく息を吸い込み、何度か深呼吸を繰り返して。少し前向きな気持ちが戻ってくるかもしれません。
(7)悩みの種に嫌でも向き合う
辛いかもしれませんが、悩みの種を早く解決してしまうのも手です。集中してとことん向き合い、解消されれば自然と気持ちは切り替わります。
あれこれ考えるのではなく、できる場合は行動に移しましょう。
▶次のページでは、気持ちを切り替えたい時の本・映画・音楽の選び方を解説します。