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結婚できない人の増加は「自由な結婚」時代だから

#知らないと困る結婚の数字

荒川和久

職場結婚の減少理由は「セクハラ問題の顕在化」

ところが、その結婚を促進していた職場結婚は、今や大きく減少しています。

比率では最大値40%から32%へと8ポイントしか落ちていないように見えますが、忘れてはいけないのは、そもそも婚姻数自体が激減しているという事実です。

実数ベースで見てみると、かつて年間30万組もあった職場結婚は、2015年には21万組と10万組も減少しています。

職場結婚が減りはじめたひとつの要因として、セクハラ問題の顕在化があります。日本における最初のセクハラ訴訟の判決が出たのが1992年のことです。

企業側としても「セクハラ防止」を唱える必要があり、今までのようなあからさまなお膳立てはできなくなりました。

この連載でも以前にも書きましたが(「結婚願望がない男性が増えている」がウソな理由)、男性の7割はもともと告白できない受け身な人間です。そうした男性たちはリスクも嫌いなもの。

そんな男性たちが、セクハラを気にしてますます職場での行動が抑制されます。女性を食事に誘うことすら避けはじめたともいえるでしょう。

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