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結婚願望がない男を変えるには? 結婚に対する男性の心理と対処法

荒川和久

結婚願望がない彼氏に結婚を考えさせるには?

「長年付き合っている彼氏が全然プロポーズしてくれない……。どうすればいいですか?」

アラサー独身女性からこういう相談を受けることがあります。

自分からプロポーズできる男性は3割

大前提からお話しすると、そもそも、自分からプロポーズなり能動的にアクションをおこせる男なんてたった3割しかいません。あとの7割は受け身です。

2015年内閣府「少子化社会に関する国際意識調査報告書」によれば、「気になる相手には自分から積極的にアプローチをする」と回答した男性はたった26.8%でした。一方、女性に至っては14.6%です。

男も女も受け身なのであって、お互い待っているだけで一向に進展しないのです。

男性は古来より受け身である

結婚において男は受け身であるという事象は今にはじまったことではなく、『古事記』にも書かれています。

『古事記』

日本最初の夫婦といわれるイザナギノミコトとイザナミノミコトですが、プロポーズをしたのは女のほうであるイザナミのほうです。

本来、男のイザナギから言うべきだったのに、照れてモジモジしてしまったので、しびれを切らしたイザナミから切り出しました。

晴れて結婚した2人ですが、どうしても子宝に恵まれません。困り果てたイザナギとイザナミは、天界の神様に相談しに行きます。

そのときの神様のアドバイスを現代風にいうとこうなります。

「もしかして、ナミちゃんのほうからプロポーズしたんじゃね? それじゃダメだよ。プロポーズは男のナギくんからちゃんと言わなきゃ」

その後、2人は再度男のイザナギのほうから声をかけるプロポーズシーンを律儀にやり直しました。

すると、無事に健康な子どもが生まれます。それが最初の国土である今の淡路島になった……ということらしいのです。

つまり『古事記』の時代から、「日本の男は自分からプロポーズすらできなかった」わけです。

実は、これはわざわざ「プロポーズは男からすべし」と『古事記』に明記しなければいけないくらい、古代より女性のほうが積極的だったという証拠かもしれません。

だからこそ、「女からするとよいことにならない」という警告の形にもなっているのでしょう。

結婚願望がありプロポーズできる男性は1割

内に秘めた結婚願望がたとえあったとしても、男はそれを相手に伝えることができないものです。

だからこそ、かつてのお見合いや職場の縁というお膳立てが必要だったのです。

まとめると、結婚願望のある男は4割しかいないし、いたとしてもその内の3割しか自分からアプローチできません。

結婚願望のある男を見つけて、さらに相手からプロポーズしてくれる男を探し出すとすると、対象はたったの1割しかいないことになります。

僕が主宰するラボで、2018年に全国20~50代の有業の既婚女性に対して行った調査では、「自分(女)からプロポーズした」という既婚女性は31%もいます。

現在有配偶率は6割です。3割の能動的な男と3割の能動的な女が受け身の相手とマッチングした結果だと見ることもできます。

結婚願望の有無より「お膳立て」の有無が大事

だからといって、女性から積極的にプロポーズをすれば解決か、というとそう単純な話ではありません。

7割の受け身男たちは、自分から行く度胸はないくせに、逆に女性からガンガン来られるとうるさく感じたり、心を閉ざしたりしてしまいます。

では、一体どうすればいいんでしょうか。

自ら直接的に攻めるのではなく、友だちなど周囲の人たちに協力してもらい、「あなたに好意がある」ということをさりげなく伝えてもらうことが大事です。同時に「逃げるなよ」という包囲網にもなります。

かつてのお見合いにおける仲人がしたように、「あとは自分で言うだけ」というお膳立てをしてあげるのが近道です。

相手に結婚願望があるかないか、ではなく、お膳立てがあるかないかのほうが重要なのです。

(荒川和久)

※写真はイメージです

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※この記事は2019年06月21日に公開されたものです

荒川和久 (独身研究家・コラムニスト)

独身研究家/コラムニスト。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者として、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・Webメディアなどに多数出演。

韓国、台湾なども翻訳本が出版されるなど、海外からも注目を集めている。

著書に『結婚しない男たち』(ディスカヴァー携書)、『超ソロ社会』(PHP新書)、『ソロエコノミーの襲来』(ワニブックスPLUS新書)、『結婚滅亡』(あさ出版)など。

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