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専門家 婚活

結婚できない人の増加は「自由な結婚」時代だから

荒川和久

未婚率の上昇、若者の恋愛離れ、男性の結婚意欲の低下……。婚活女子にとって耳をふさぎたくなるような情報が巷にはあふれています。そこで、独身研究家の荒川和久さんに、知らないと困る“結婚と恋愛の数字”について教えてもらうことにしました! つい現実から目をそむけたくなりますが、正しい情報、正しい数字を知って、婚活難を乗り越えましょう。

結婚が減ったのは「社会的お膳立て」が消失したから

職場結婚の減少とは逆にその頃一時的に増えたのが「友人の紹介」というきっかけです。1980年代から10%ほど増えました。

しかし、それも全体を押し上げるほどのパワーはありませんでした。今ではこれも減少基調にあります。

「友人の紹介」自体は増えているかもしれませんが、それがなかなか結婚まで到達しないというのが本当のところでしょう。

日本の歴史上、もっとも婚姻数が多かったのは、1972年の年間約110万組です。この婚姻数が、その直後の第二次ベビーブームを牽引しました。

しかし、それが、2015年には63万5千組まで激減します(最新の2018年の婚姻件数実績は 59万組にまで減少していますが、本記事においては出生動向基本調査と合わせるため2015年実績を使用します)。

その差分は、46万組です。実は、お見合い結婚と職場結婚を足した数の婚姻数も、1970年代前半の68万組から2015年には22万組へと減少しました。そのマイナス分は46万組です。

お見合いと職場結婚を合算した婚姻数のマイナス分と総婚姻数のマイナス分は46万組で完全に一致します。

つまり、結婚が減ったのは、これら2つのきっかけの減少分だったのです。

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