結婚後の「家事の不安」を解消! 新・家事制度 #エマちゃんの結婚革命
自由な時間がなくなる、好きな仕事ができなくなる……。「結婚はコスパが悪い」とも言われ、一歩踏み出せない人も多い。だけど実は、時代とともに「結婚生活」の価値観もアップデートされて、自分らしいライフスタイルを選べるようになっているんです! Twitterで人気のエマちゃんが、ご自身やまわりの夫婦の実例から、新しい結婚スタイルを提案します。
みなさん、家事は得意ですか?
掃除、洗濯、料理、食器洗い……。生きていれば身のまわりのやらなければいけないことがたくさん出てきます。
私が実家から出て初めてひとり暮らしをしたときには
「ああ……洗濯しなきゃタオルがない……」
「え……食品ってこんなにすぐ腐るの……?」
「水アカったらなんてガンコなのよ!」
とあっという間に荒れていく部屋に驚き、たくさんの家事が目の前に押し寄せてきて、追われるようにそれらを片づけながら、「親に感謝」という気持ちでいっぱいになる日々。
まだまだ世間では家事が女性中心の仕事になっていて、「結婚したら当然女性が多くの家事を負担するよね、稼ぎが多いのは彼だし……」と、おのずと使命を感じたりするわけです。
結婚する前に持っておくべき「家事への価値観」
私自身は、実家でも家事をよくやっていましたし、ひとり暮らしでは(追われながらも)なんとか家事をこなしていました。
夫も同じく、早くに実家を出ていたので、家事がよくできる人でした。
結婚する前「一度も実家を出たことのない人って嫌だな」と思っていました。
なぜなら、実家住まいの男友だちがこう言ってきたからです。
「家には寝に帰るだけだから、家族に負担はかけてない。自分のこともある程度はやってるし、いざやろうと思えば家事なんて、余裕でできる」
………。へえ……。
そう言う人に限って、今話題の「名前のない家事」がたくさんあることを理解しておらず、家事の2分の1くらいを「家事のすべて」と思っていて、いざやらせたら雑だし、最低限レベルだし、もうもうもう……となるのが目に見えているよね!
とにかく、何が大事かって
「日々やるべき家事はたくさんあり、それなりの負担もある」
「だからこそ、相手がやってくれることはありがたい」
という前提をお互いに持つこと。
その点、私も夫も実家を出て自立していたので前提はクリア。助け合って生きていくし、やってくれたら感謝しよう、という気持ちで今も結婚生活を送っています。
エマちゃん流「我が家の家事分担」
私たちは結婚してから、家事の分担は自然とできました。
最初のほうこそ、ゆるふわフリーランスをやってる私より、バリバリ経営者の夫のほうが稼ぎがあり、生活費はまるまる面倒見てくれてる……。だからこそ「私が家事がんばらなきゃなー!」と意気込んでいました。
わたしが担当していた家事はざっくりとこちら。
・料理(夜だけ)
・洗濯
・掃除
・そのほか観葉植物の世話やら名前のない家事
夫はこのような担当でした。
・食器洗い
・ゴミ出し
・お風呂掃除
・たまに料理
ですが……ここからはさすがの私。どんどん家事をしなくなります(笑)。
まず料理ですが、私も夫も仕事関係のお付き合いがとにかく多い。
今は週2~3で家ごはん、週2で2人きりの外食。あとはそれぞれ、お付き合いがあったり、ひとりでごはんを食べたりなどしています。
週2~3の家ごはんは、夫と私、半々のペースで作っています。
そして洗濯物。私が自分の服をお洒落着・色もの・下着など、分けて洗濯したいために、夫とは別のカゴに分けるようになりました。
すると、なんということでしょう。
カゴを分け、わたしの服を個別に洗うようになったことで、夫は夫で、自分の服を自分で洗い、畳むようになったのです(笑)。
これがなんとも快適で、自分の洗濯は自分でやるので、洗い方に文句が出ませんし、好きなタイミングで洗濯機を回し、自分で畳めばいいので、お互いに「なんでやってくれなかったの」「早く洗濯してほしい」などの不満が出てきません。ひとり分だから、量もたかが知れてます。
人に話すと「洗濯物分けるとか仲悪いの?」と言われますが、ちがうよね。洗濯物を分けたことで仲よし度が深まってるのです。
家事ができないなら、外注してもいい
このように我が家では家事がきっちり分担されています。すべて余裕があるほうがやる、というやり方より、自分の担当が決められていて、責任を持ってこなすほうがトラブルも少なく感じます。
担当が決められていても、たまに余裕があると相手の分もやってあげる場面もあります。それはまた特段のやさしさとして、とてもありがたく感じます。
私自身、仕事に忙殺されて、生きていくのに必要な家のことができなくなるのはストレスです。だから家のこともきちっとやれる範囲内で仕事の分量をはかります。
もし仕事を最優先させたかったら、家事代行サービスなどを、まったく抵抗なく頼んでいたと思います。
もしお料理ができなければ、さっと炒めるだけのお料理セットの宅配サービスを頼むでしょう。
お料理もできて、綺麗に掃除ができて、夫が帰るころには家事が完璧に終わっている女性……という理想は私にはどうでもよくて。
それよりも、お互いに仕事や趣味や勉強などの好きな時間を確保できて、負担を感じない範囲で家事を分担して、ストレスなく過ごすことのほうがよっぽど大事。
そのためには乾燥機能つき洗濯機など文明の力を使うし、いざとなれば人の力も借りる、と割り切っております。
自分の生活において何を優先させたいかはハッキリしていて、自由に暮らしていますが、夫と暮らしていく空間が荒れていくのは、絶対いや。夫婦仲にもかかわってくるものと思っているので、生活の基盤を整えることは必然なのです。
欲張りですが、そんな欲張りは通用しないと諦めるのではなく、当然叶えるものとして叶える。そのためなら、がんばる。それが私のモットーです。
余談ですが、このコラムを書いていて、ふと疑問に思ったので夫に聞きました。
「生活の金銭的負担はあなたのほうが多いのに、なぜ家事も半分やってくれるの?」
「うーん、俺は料理が好きだし、肌が荒れちゃうのにエマちゃんに洗い物させたくないし、洗濯は自分のやってるだけだし……全然負担じゃないから! それよりエマちゃんと一緒に暮らせることが幸せだからそれでオールオッケー!」
ですって。神なの????
(エマちゃん)
※画像はイメージです
連載「エマちゃんの結婚革命」バックナンバー
※この記事は2019年09月15日に公開されたものです