「機転が利く人」の特徴5つ! 職場で機転を利かせる方法とは?
職場では想定外のトラブルも多いもの。そんなとき、すぐに改善案を出せるような機転の利く人は何かと頼りになりますよね。融通が利いて臨機応変に対応できる人になるにはどうしたらいいのでしょうか? この記事では、心理カウンセラー・高見綾さんに、機転が利く人の特徴や機転を利かせる方法について解説してもらいました。
機転が利く人は臨機応変に対応して、トラブルなどのピンチをチャンスに変えていくことができるとされています。
まわりからの信頼も厚いため、職場にいる機転が利く人を見て、「仕事ができていいな」「私もそうなりたいな」と思う人もいるでしょう。
今回は、心理カウンセラー・高見綾が、機転が利く人はどんな特徴があるのかを見ていき、機転が利く人になるための方法もご紹介します。
あなたの職場にも「機転が利くな」と思う人、いませんか?
機転が利くとは、その状況に応じて素早く適切な対応ができることをいいます。
マニュアル人間のように、言われたことだけをやるような人だったり、物事を深く考えていないような人だったりすると、イレギュラーなことが起こったときに咄嗟の対応ができないものです。
たとえば、プロジェクトの進行状況を上司に報告したところ、「じゃあ、部品の卸売価格を100円上げたら採算はどうなる?」と聞かれたとします。
その上司は、条件を変えたいろんなパターンを質問してくる傾向がある人でした。
機転が利く人はそういったことをちゃんと把握していて、もしかしたら聞かれるかもしれないからと事前に用意していた資料を見せて質問に答えることができます。
上司から見ても、この部下は「1聞いたら10用意してくる」と感じれば、その熱心な仕事ぶりに信頼を置いてくれるでしょう。
このように機転が利く人は、相手のことを考えたうえで行動することができる人です。
社会で生き抜くための「頭のよさ」を持っているといえるので、職場では重宝される存在になります。