無神経な人の心理と特徴10個。悪気なく傷つける人の対処法
無神経な人への対処法5つ
仕事でもプライベートでもいる、関わると面倒くさい! と叫びたくなるような無神経な人には、どう対応したらいいのでしょうか?
最後に、無神経な要注意人物との接し方について見ていきましょう。
(1)割り切って接する
無神経な人は悪気がなかったりするので、イラっとすることをどんどん言ってしまうことがあります。
ただ、それに対して過敏に反応すればするほど、無神経な人はノーダメージなのにもかかわらず、こちらだけが疲弊してしまうもの。
プライベートであれば関係を断つこともできますが、職場だったりするとうかつに無視することもできませんよね。
「そういう人もいるものだ」と割り切ったうえで気にしすぎないことが大事です。
(2)そもそも距離を置く
直属の上司などになれば難しいかもしれませんが、隣の部署などの場合にはそもそも距離を置いて接するほうがいいでしょう。
また、無神経な人と会話をするときも丁寧語にして、なるべくなれなれしい関係にならないように、言葉でも距離を置いて接するのがポイントです。
(3)まわりに味方をたくさん作っておく
無神経な人であっても上の人にだけには従っていたりするものです。
そして、上司以外の人と接するときに無神経になってパワハラがひどくなることもあります。
こういう場合は、自分自身がまわりに味方をたくさん作っておくと、攻撃にあいにくくなり、場合によっては守ってもらえることにもなります。
自分の味方をたくさん作っておくことで、人数で無神経な人を圧倒できれば、自分のほうが有利な立場になって楽に対処できるようになります。
(4)職場の場合は気持ちを介在させない
職場の無神経な人に悩まされている場合の対処法は簡単。「仕事」と割り切って、コミュニケーションに気持ちを介在させなければOKです。
仕事の付き合いであって、無理に仲良くする必要はないと悟れば気持ちは楽になるはず。嫌われていい精神で、あなたも同じように無神経に振る舞うのだって1つかもしれません。
(5)イライラしたら6秒待つ
無神経な人にイライラして、怒りが爆発しそうになることもあるでしょう。しかし、多くの場合、感情的なコミュニケーションはあなた自身にメリットをもたらしません。
この際は、相手より自分が1歩大人になりましょう。
アンガーマネジメントでは、イライラした際に6秒待つことで怒りが抑えられると言われています。
感情のままに相手と同じ土俵でやり合うのではなく、俯瞰して冷静な対応をするとうまくいくはずです。
イライラした時の対処法を心理カウンセラーの高見綾さんが解説します。
無神経に悪気なく傷つける人からは逃げるのも1つの手
いくらがんばっても無神経な人への対応は大変なものです。
もし、職場でそういう人からあまりにひどい扱いを受けている場合には、異動や転職なども含めて考えたほうがよいかもしれません。
今回は対処法を挙げてみましたが、逃げてしまうのもひとつの手です。
無神経な人から心ない仕打ちを受けている人は、我慢しすぎず、対処法を試してみるか、それでも無理なら逃げてしまいましょう。
(織田隼人)
※画像はイメージです
※この記事は2019年06月21日に公開されたものです