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告白、切り出し方。女性からの告白の成功のコツを恋愛作家が解説

内藤みか(作家・イケメン評論家)

「私たちの関係って何?」……LINEの質問はスルーされる

告白 切り出し方

告白は、できる限り、直接顔を見て言ったほうがいいでしょう。文章や電話だと、お互いの目を見つめることができません。それでは真実の気持ちを伝えられないかもしれないからです。

また、よく女性がやってしまいがちなLINEの問いかけとして、「私たちの関係ってなんなのかな?」というものがありますが、これはかなりの確率でスルーされるのでおすすめできません。

知り合いのアラフォー女性が、あやふやな関係の男性に対し、「私たちってなんなんだろうね」とLINEをしました。すると彼は、他のLINEには返答するのに、その質問だけはスルーしたそうです。もう一度やってもスルーだったので、もう自分で告白するしかない、と彼女は決意しました。

彼との食事がベストタイム。なぜなら……

告白 切り出し方
結局彼女は、彼との食事のときに思い切って、「好きなんだけど」と直球で言ったそうです。なぜ食事中を選んだかというと、食べている途中で、逃げることができないからなのだとか。彼女の計算通り、彼はその言葉をかわすことができませんでした。

「私は好きなんだけど、あなたは?」

彼女がもう一度そう問いかけると、彼は「そんなの言わなくてもわかるだろ」と、答えたそうです。結局、彼の唇から「好き」という言葉が出ることはありませんでしたが、彼女は満足でした。

その後、彼と彼女は前よりもいっそう、一緒に出歩くことが増え、今では休日は彼女の部屋でまったりと過ごすことが当たり前になっているそうです。彼女の勝因はいくつもあります。まず、直接言ったこと。そして、食事中に切り出したこと。それから「好きなんだけど」という短い言葉だったことです。

告白するときは、結婚式のスライドショーではないのですから、2人の出会いから長々語る必要などありません。単刀直入に「好き」と伝えればいいだけなのです。そのほうがストレートに彼の心に響きます。自分の気持ちに素直になった人が、いちばん強いのではないでしょうか。

(内藤みか)
※画像はイメージです。

※この記事は2019年06月18日に公開されたものです

内藤みか(作家・イケメン評論家)

作家。慶應義塾文学部卒(通信課程)。著書80冊以上。大学時代に官能小説でデビューし、ケータイ小説で話題に。その後電子媒体を中心に活動。原作&脚本の舞台「男おいらん」が再演を繰り返し、脚本参加のラジオドラマ「婚活バスは、ふるさとへ」(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞など脚本でも活動。複業のイケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。著書に「イケメンと恋ができる38のルール」(ベストセラーズ)「美男子のお値段」(角川学芸出版)「男はときどき買えばいい」(マガジンハウス)「いじわるペニス」(新潮社)など。

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