手相占いの基本! 意味や見方&強運手相を占い師が解説
手相の基本的な見方をご存じでしょうか? 本記事では、7大線(生命線・感情線・頭脳線・運命線・太陽線・財運線・結婚線)の意味などを占い師の紅たきさんが徹底解説。併せて、悪い手相や持っていたらラッキーな珍しい手相の例を紹介します。
「手相占い」といえば、誰もが知っている有名な占いの1つ。
ただ、生年月日を使った星座の占いなどに比べて、自分だけでは見方が分からず、判断できないことが多いですよね。
今回は、そんな手相占いの基本を解説していきます。自分や周りの人の運勢や性格をぜひチェックしてみてくださいね。
手相占いとは?
手相占いとは、手のひらにある線から自分の性格や運命、これからすべきことを読み解く占いです。
手相占いが生まれたのは、およそ5000年前の古代インドという説が有力です。
仏教とともに中国に伝わり、その後平安時代の日本に伝わったのです。手相占いは、歴史とともに歩み、その時代の権力者に影響を与えてきました。
手相占いの一番の特徴は、その人の運勢、考え方、行動が変わると手相も変わるということです。従って「一度見て終わり」ではなく、定期的に変化がないかをチェックしていくべき占いです。
手相の基本の見方
「右手と左手、どっちで見るの?」といった素朴な疑問は、誰しも抱いたことがあるでしょう。まずは基本の見方を解説していきます。
右手と左手、手相はどっちを見る?
両手の手相を比べると、全く同じということはなく、違いがあるのに気づくでしょう。
左手は過去、右手は未来を表す手相
一般的に右手は「後天的な運勢」、左手は「先天的な運勢」を表しているといわれています。
したがって、両方を合わせて運勢を見てもいいですし、混乱しそうな場合はまず右手で現状に則した運勢を把握することをおすすめします。
手相の基本「七大線」とは
手相の中でも、基本となる線があります。一番メジャーなのは、基本三線(生命線・頭脳線・感情線)といわれるもの。
それに4つの線(運命線・太陽線・財運線・結婚線)をプラスして基本七線とすることもあります。
手相を知るために、まずは基本七大線を覚えていきましょう。
(1)生命線
生命線は、親指の付け根の上から出て、手首のほうへとカーブしている線です。その人の生命力などを見ます。
生命線が長くクッキリしている人は、活動的。性格も明るく積極的で、新しいことにも恐れず挑戦していくタイプ。
一方、短い人は消極的です。ですが、生命線を書くことで運勢を変えることができるといわれています。下記の記事を参考にしながら、幸運な生命線を書き足してみるのもいいでしょう。
(2)感情線
感情線は、小指の下部から出て横に走る線です。その人の感情面や恋愛傾向などを見ます。
線が長い人は感情を出すことが得意で、短ければ感情的になることがない冷静なタイプだといえます。
(3)頭脳線(知能線)
頭脳線とは親指と人差し指の間から出て、手のひらを横断、またはななめに走る線です。その人の知的な面や才能などを見ます。
頭のいい悪いを判断する線と思われがちですが、頭脳線は思考のタイプを表すものです。頭脳線が短い人は直感型、長い人はよく考えて行動をする人です。
(4)運命線
運命線とは、手のひらの真ん中あたりを縦に走る線です。どのように運命を切り開いていくのかなどを見ます。
運命性が長い人は、目標に向かってブレずに進んでいきます。短い人は、これから目標を見つけることを示しています。
もし短い線が途切れながら伸びていっているとしたら、仕事がひんぱんに変わることを意味しています。
(5)太陽線
太陽線は、薬指の付け根に向かって伸びている線のことです。人気や人望があるかを見ます。
太陽線は長ければ長いほど、そして濃ければ濃いほど幸運な手相であるとされています。
太陽線はない人もいますので、どんな線の状態でも太陽線があれば幸運だといえます。
(6)財運線
財運線とは、小指の付け根から、感情線の上部分にかけて縦に伸びている線のことです。金運を見ることができます。
財運線が長い人は、お金を稼ぐ力が強いです。短い人は、稼ぐ力がまだないということです。
また、財運線がない人は今はあまりお金に意識が向いていないといえます。
(7)結婚線
結婚線は、小指の下にある手の側面から伸びている横線のことです。主に恋愛運や結婚運を見ます。
複数線がある人が多く、線が多ければ恋愛をする回数も多いと読み解けます。その中で一番太く長い線が、結婚する時期を示すのです。
結婚線による結婚年齢の読み解き方は「流年法」といわれるものを使います。詳しくは以下の記事を読んでみてくださいね。
▶次のページでは「線」以外に運勢や性格を占うことができる、手相の「丘」について解説します。手相の意味をよりひも解くことができるでしょう。