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幸せを感じる力を高めよう。毎日続けられる「引き寄せ」習慣って?

安田光絵(恋愛コラムニスト/美容ライター)

欲望は果てしない、ということを知ること

幸せを感じる

人間の欲望には、きりがありません

彼がいないときは、好きな人がいるだけで幸せ、片思い中なら、あの人とつき合えたらそれで幸せ、その彼とつき合えたら、彼と結婚できたら幸せ、彼と結婚できたら、子どもができたら幸せ……。

幸せの欲望は、それがかなったとたんに、次はこれ、その次はあれと、際限なく続いていくものです。

また、常に新しい刺激を求めて、古くなったものはすぐに飽きる、という人もいるでしょう。

あんなに欲しかった洋服やバッグを手に入れても、ワクワクするのは最初だけ。次のシーズンにはとうに飽きて、また別の新しいものが欲しくなる……思いあたる人もいるのではないでしょうか。

でもそうではなく、今あること、今いる人にありがたみを感じる、それを「意識する」ことが、“幸せを感じやすい体質”を形づくっていくのです。

それはどういったことなのか、具体的にお話ししていきますね。

日々の中に“幸せを感じる”を心がける

幸せを感じる

普段、なにげなく暮らしていると、つい見落としてしまうのですが、こまやかに意識をすると、“自分がいかに幸せに囲まれているか”ということに気づかされます

ひとつひとつはほんのささやかなことです。

それはたとえば、朝ごはんにおいしいパンを食べた、プレゼンテーションを褒められた、いつもより早く仕事が終わった、ひと駅分歩いたら気持ちがよかった、お天気で洗濯物からいい香りがした、希望の時間に美容院の予約が取れた、たまたまつけた番組に好きなアーティストが出ていた……こんなささやかだけど幸せなことが、いくつも出てきませんか?

“幸せ感度”が高い人は、こういった日常の幸せな事柄を見落としません

それでは、“幸せ感度”を上げるにはどうすればいいのでしょうか。

私がオススメの方法は、その日に見つけた幸せを、日記に文字でつづること。それを続けることで、幸せを感じとる力は自然と高まります

また幸せは過去の思い出からも感じることができます。たとえば1週間に一度、その日記を読み返し、幸せの余韻を感じてみましょう。

幸せを感じる「出来事」を、自分にプレゼントする

幸せを感じる

日々の小さな幸せたちを集め、さらに「大きな幸せ」で満たすには、“自分が幸せだと感じること”を実行することも大切です。

自分のために何かをすることは自己を肯定することにつながり、何か失敗したときにも必要以上に落ち込まず、自分自身を認めてあげることができるからです。

たとえば、喫茶店が好きだったら、週末に喫茶店巡りをする、観劇が好きなら忙しい時間をやりくりしても劇場に足を運ぶ、着物に興味がわいたなら着つけ教室に通う。

1カ月に一度でも、休暇を利用するのもいいでしょう。がんばった自分へのごほうびは、決して無駄な贅沢(ぜいたく)ではないのです。

ポジティブな言葉を発する

 

幸せを感じる

昔から、言葉には「言霊(ことだま)」が宿ると言われています。簡単に言うと、いい言葉を発すれば幸せに、悪い言葉を発すれば不幸せになるという不思議な力のことですね。

ややスピリチュアルに聞こえるかもしれません。でも私の周囲を見渡してみても、「私いつもラッキーなの」と言っている人は、くじが当たったり、恋愛がうまくいっているし、「私なんてダメだ」が口グセの人には、ネガティブな事象が続いている気がします。

これこそ、引き寄せの法則ではないでしょうか。

自分が発する言葉は、誰よりも1番に自分の耳に届く。だからマイナスの言葉を発したあなたが、マイナスの感情を感じやすいのは当然ですよね。

ですから、ありがとうと感謝の気持ちを述べたり、人をほめたりと、ポジティブな言葉を意識して使えば、その分“幸せを引き寄せられる”と考えて、実践してみましょう。

 

腸内環境を整えて、幸せホルモンを分泌する

最後に、幸せ感度を高める食習慣についてお話しします。

腸と幸せを感じる能力は、実は切っても切れない関係にあります。恋をしたときに分泌されるホルモン、別名「幸せホルモン」であるセロトニンの約9割は腸で作られているともいわれ、腸内環境が悪化していると、ホルモンの分泌も低下するとされています。そうなると、幸せを感じにくくなるだけでなく、イライラや憂鬱(ゆううつ)な気分を引き起こしたりします。

幸せを感じる

つまり、“幸せ感度”を高めるには、腸内環境の改善が有効、ということになりますね。

1. 暴飲暴食をやめる
2. コンビニ食やジャンクフードを避ける
3. 食物繊維を摂る
4. 納豆、みそなどの発酵食品を摂る
5. よくかんで、消化吸収をアップさせる

これらは、実際に私がいつも実践している5つの「腸活」です。

これら意識的に続けるようになってから、イライラすることが減っていき、慢性的な便秘も改善され、目に見えて肌荒れもしにくくなってきました。

幸せ感度と美力を同時に高めて、健やかな日々を送る、まさに一石三鳥の方法です。

何が幸せなのかを決めるのは、自分

幸せそれ自体は、目に見えるものではありません。幸せそうに見える人が、本当に幸せを感じているかはわからない。幸せの基準を決めるのは、自分自身なのです。

自分の考え方を工夫し、生活習慣を改善ことで、幸せ感度は高まります。そうすればおのずと、これまで見逃していた幸せをキャッチできるようになるのです。

少しずつでも日々の習慣にとりいれて、いっぱいの幸せを感じ取ってくださいね。

(安田光絵)
※画像はイメージです。

※この記事は2019年05月28日に公開されたものです

安田光絵(恋愛コラムニスト/美容ライター)

大学在学中からライターを始め、卒業後、フリーに。合コン200回や1000人を超える恋愛相談の経験を生かしたコラムをはじめ、美容、健康、料理、妊娠、出産など女性のライフスタイルに関わる記事を雑誌やウェブで執筆。自身の体験をもとに、婚活や妊活セミナーなども行う。また、スピリチュアルな能力を持ち、占いにも造詣が深く、タロットを取り入れた恋愛カウンセリングも人気。夫婦関係をテーマにしたウェブサイト「Rethink 夫婦の時間」ディレクターとしても活躍。

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