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正直「結婚願望」ある? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛事情を、社会人男性のみなさんに2択アンケート調査。恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析し、悩める女性を救います!

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「結婚願望」にまつわるアンケート。

正直「結婚願望」ある?

「え……〇〇ちゃんが結婚?」

独身女子が女友だちから結婚報告を受けると、「おめでとう」という思いと「また先を越されたか……」という喜びと虚しさが相対する複雑な思いが入り交じるもの。

「あ~~~私も早く結婚したい!」「婚活に気合い入れようかな」なんて腰を上げようとしたりして……。

でも、そんな結婚を望む気持ちが女性にあっても、最近の男性たちは結婚に対してどう思っているんだろうね?

近年は「結婚はコスパが悪い」なんていう嫌婚男子も急増していると聞くし、AK男子(あえて結婚しない男子)が登場するドラマ『東京独身男子』もヒットしているしね。

ということで、今回は男性たちにこんなことを聞いてみたよ~。

Q. 正直、「結婚願望(※)」はありますか?(※今すぐでなくとも、いつか結婚したいという願望も含む)

はい:77.0%
いいえ:23.0%
※有効回答数100件

ええ~~~っ! 意外や意外!! 今どきの男子は「結婚を避けたがる派」が多いかと思いきや、結婚願望のある男性がこんなにもいるのね!

「結婚したい派」と「結婚したくない派」それぞれの真意を直撃してみるよ~。

「結婚願望がある」派の男性心理

独身だとまわりの目が気になる

・「ずっと独身なのも、まわりの目が気になる」(36歳/その他/事務系専門職)

・「友人も親族もみんな結婚していて、取り残されたくない気持ちが強い」(35歳/医療・福祉/事務系専門職)

な~んだ! 男性だって、女性と同じように世間の目は気になる模様。

世間的には「独身」であることが何かと問題視されるシチュエーションもあるからね。

「結婚していること」でうしろ指をさされることはないのに、なぜ「結婚していないこと」でうしろ指をさされなくてはならないのか(笑)。独身者からしたら、なんとも納得しがたい待遇……。

親や親戚、会社の上司、友だちから「まだ結婚しないの?」「誰かいい人いないの?」と急かされるつらさは男性も同じなのかも。

年末年始やお盆のときに帰省して親戚のメンバーを見渡したとき、みんな夫婦で来ているのに“自分だけひとり者”なんてシチュエーションだと、まさに肩身も狭いだろうね。

将来、孤独になりたくない

・「ひとりで老後を迎えると、寂しいことが必ずあると思うから」(34歳/食品・飲料/技術職)

・「今は彼女もいないし考えられないが、やっぱり孤独死は嫌だ」(34歳/電力・ガス・石油/技術職)

恋愛や結婚など「他人と深くかかわること」は厄介で面倒に感じることもある。干渉されるのが煩わしいと、今はひとりを満喫していても、いつか孤独を感じるときがやってくるかもしれないよね。

人間は実に身勝手なもの。若くて、健康で、仕事や夢に情熱を注げるときは「SNSで友だちとつながっているから寂しくない」「今は自分の好きなことを思いきりやりたい」と孤独を感じなくとも、自分の身に何か降りかかったときは人の支えがほしくなるものなんだよ。

仕事がうまくいかなかったとき、体調を崩したとき、寝込んでしまったときなんかは、そのひとり身の気楽さは不安に変わるのよ。

幸せな家庭を築きたい

・「結婚して家庭を築いて楽しみたい」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

・「自分の家族がほしいと思うから。長い時間をともに生活するパートナーがほしいと感じる」(27歳/不動産/営業職)

女性は、友だちの結婚式に参列して純白のウエディングドレス姿を見たときに「ああ、私も早く結婚したいな」と強く意識するもの。

男性は結婚式に出席したからって「俺もあんなふうに……」って気持ちはなかなか込み上げてこないだろうけど、さすがに“幸せな家族”を目にしたら別じゃない?

私のまわりに、まだ彼女もいないくせして「あ~早く子どもがほしい」なんてほざいている独身男性は少なくないからね(笑)。

かわいい甥っ子や姪っ子と遊んだり、結婚している上司のお宅に呼ばれて家族と交わったりすると「俺も一人前になりたい」「家庭を持ちたい」と思うんだろうね。

「結婚願望はない」派の男性心理

自由がなくなるのが嫌

・「結婚したらしたで、自由がなくなってしまう気がするから」(28歳/商社・卸/事務系専門職)

・「奥さんと子どもを養っていくお金よりも、自分ひとりで自由にできるお金がほしいから」(33歳/自動車関連/その他)

キタキタ~~! 「結婚したくない派」の男性陣。

これまで独身男性たちの本音を散々聞いてきた恋愛コラムニストの神崎桃子に言わせれば、“結婚願望のない男性の特徴”は大きく分けて3つある。

・自分の稼いだお金にこだわる男性
・自分の趣味にこだわる男性
・自分の時間にこだわる男性

自分で使える自由な時間やお金を、結婚準備や結婚する女性のために回したり、自分のしたいことができなくなったりするくらいなら、独身でいたほうがいいってこと。

日本の家計には、まだまだ「妻の管理体制」が根づいているからね。「なんで俺が働いてお金を渡さなきゃならないの?」って思うんだろうね。

そういう男性からしたら「結婚は本当に墓場」になるのかも(笑)。

恋の教訓:結婚を目指すなら、彼が独身主義かどうかをたしかめるべき!

「この先いつかは結婚したい」と思っている男性と付き合えるならいいけど、「彼女はほしいけど結婚はしたくない」という男性も実際にいるからね。

「俺、結婚する気まったくないんだよね」な~んて付き合う前に堂々と宣言してくる男性は少ないもの。胸の内を明かしてしまえば、女性はついてこないことも彼らは知っているからね。

「恋愛の延長線に結婚がある」と思っている女性は多い。「付き合っていればいつかは結婚できる」と信じて真剣交際するも、その彼が独身主義だったら「何年も付き合ってきたのに結婚してくれない!」なんてことになりかねない。

もし、あなたが結婚を望んで男性とお付き合いするなら「将来はどう考えているのか」をちゃんと聞いたほうがいいね。

“男性の本音と向き合うあなたの勇気”こそ、大事な時間を無駄使いしないで済む唯一の方法なのよ。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年3月22日~3月23日
調査人数:100人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2019年05月18日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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