LINEで別れ話をするのはアリ? 例文&別れを切り出す方法・注意点
これなら許される! LINEでの別れ話の例文6選
それでは、具体的にLINEの別れ話ではどんな内容を送ればよいのか、例文を見ていきましょう。
(1)付き合いたての彼の場合
付き合いが浅ければ、別れ話も切り出しやすいといえます。
LINEで別れたい、と思ったということは、すでに気持ちは相当冷めているはず。相手がこれからに期待する前に、きちんと別れてあげるのが誠意ともいえるでしょう。
「LINEで別れ話かよ?」と相手は思うかもしれません。しかし、そこが一番の狙い。
つまり、あなたが「LINEで別れちゃうような関係だと思っていた」ことが伝われば、彼もあきらめがつくでしょう。
このケースでは、あまり甘いことは言わず、ビジネスライクな文面が◎。意識的に冷たい印象を作るのです。
例文
お付き合いして三カ月。
タイ料理のおいしさを教えてもらったり、アニメのおもしろさを知ったり、○○君と出会って新しい世界を知ることができました。とても楽しかった。ありがとう。
でも、これからもずっとお付き合いしていくとなると、ちょっとちがうのかな、と思っていました。パートナーって、感覚とか価値観とかが大事だと思うので、今までのようなお付き合いはこれで終わりにしたいです。
伝えるのは早いほうがいいと思ったので、突然のLINEでごめんなさい。
今まで楽しかったです。
(2)長く付き合ってきた彼の場合
このケースが一番難しいですよね。
長年付き合ってきた彼とLINE一本で別れていいのか? そんな迷いも生まれるはずです。
それでもあえてLINEで別れたい、と思う人は、おそらく面と向かっては別れを切り出せない、会って別れ話をしたら相手に説得されてしまう、など顔を見ながらの別れ話に難しさを感じているからではないでしょうか?
このケースで別れ話をするコツは、何回かやりとりをすること。
長く付き合ってきた2人には、別れがたい想いもあると思います。別れましょう、はいそうしましょう、とはなかなかいきません。
ですから、まずはLINEで、冷静にしっかりと自分の意志を伝える。
それではおそらく相手も自分も納得がいかないだろうから、その後、LINEでのやりとりをプラットホームにしながら、話し合いを重ねていく、というプロセスをイメージしてみてください。
例文
このLINEはいつものLINEとはちがいます。
面と向かって顔を見るとうまく伝えられないので、文章できちんと今思っていることを伝えます。
○○君と、お別れしたいと思っています。
こんなに長くお付き合いしてきて、もう家族同然の○○君だけど、これまでのことを考えるとやっぱりこれからもお付き合いを続けるのはよくないと思いました。これ以上お付き合いはできないと思いました。
この気持ちはもう変わらないと思います。
まずはそれを知ってもらいたかったのでこうしてLINEしました。
(3)マンネリ化していた彼の場合
このケースは、比較的LINEで別れ話を切り出しやすいでしょう。
お互いに「もう続かないのかも?」という想定があり、ある程度気持ちが冷め、それでも、ひとりになるのが寂しかったり、別れ話を持ち出すエネルギーもなかったり、という状況のはずです。「どちらから言い出すの?」とお互いに探っているところもあったでしょう。
それであれば、LINEでの別れ話は理にかなっているともいえます。
文面としては、別れのお願いというより、意思の確認といったイメージです。
例文
今週も会えなかったね。これで3週間。誰のせいでもない、お互いのせいだと思う。
仕事じゃ仕方ないし、忙しいのはお互いさま。
でも、よく考えたら、私たち「会えない」とか「忙しい」とか「連絡できない」とか、それ自体がストレスになっているような気がする。
気持ちが少し冷めてしまっているのかもしれない。
だから、とりあえず一旦やめにしませんか? 会えないことに罪悪感を持つことから、一旦解放されてみませんか? お互いに自由になってみませんか? 私からの提案です。
(4)彼氏がすごく想っていてくれる場合
一番難しいのがこのケース。
彼がどれだけ落ち込むかを考えると、それだけでこちらも暗い気分になります。
できれば直接会って、きちんと話をしてあげたほうがよいでしょう。
また、彼の想いが激しいと、別れを受け入れてもらえず、引きずってしまうことも考えられます。
したがって、LINEではなく面と向かって、アイコンタクトをしっかりとって「別れの決心は固い」という気持ちをしっかりと伝えましょう。
相手が復縁を期待することのないよう、きちんと別れ話をしてあげるべきだと思います。
あなたのことを心から想ってくれている彼には、LINEでの別れ話は向かないでしょう。
(5)別れる原因が彼にある場合
LINEで別れ話をしたくなるケースですよね。
彼に非があるわけですから、怒りもあるでしょうし、あなたの気持ちは相当冷めているにちがいありません。もう彼は会うに値しない、と思っている状態かもしれません。
あるいは、彼に非はあるがまだ気持ちが残っている。それでもやっぱり別れたほうがよい、という冷静さを持っている。そんな状況がこのケースですね。
別れようと思ったら、「別れの原因が自分にある」と彼が自覚しているうちにLINEを送るべきです。
なぜなら、トラブルの温度感が双方同じタイミングであれば、その深刻さが伝わるから。つまり、「二度と会いたくない」という強い意志が伝わりやすくなるわけです。
文面はシンプルに、はっきりと意思を届けましょう。
例文
説明の必要はないと思いますが、これ以上お付き合いを続けるのは無理です。
一時の感情でもなく、しっかりと考えましたが、別れるほかないと思います。
荷物については、別途整理して連絡します。今後も連絡はLINEでお願いします。
(6)別れる原因が自分にある場合
こちらは、(4)同様、LINEでの別れ話はあまりおすすめできません。
自分から別れ話を持ち出すのはしんどいものです。誰だって避けたいはず。
でも、この場合にLINEで別れてしまおうと思うのは、そのしんどさからの逃げ。相手も納得できないし、あとになってから、あなた自身が後悔するかもしれません。
できれば、実際に会って誠意を持って話し、相手が納得してくれるまできちんと気持ちを伝えてみてはどうでしょうか?
別れ話の終わらせるコツは「感謝」と「期待させない」
別れ話をLINEで送信したあとは、なかなか落ち着かないでしょう。
既読確認をして、相手から返信が来る。ありがたいことにどうにか彼に了承してもらえた。
だとしても、やはり最後にもう一度返信はしておきたいものです。それがカップル間の礼儀というものです。
ここでのポイントは2つ。
まずは、理解してくれたことに感謝すること。
もう別れる2人なので、返信のなかに余計なこと(マイナスな内容)を書く必要はありません。最後に伝えるべきは、別れを受け入れてくれたことに対する感謝です。
「私の気持ちをわかってくれてありがとう。心から感謝しています」
こんな1~2文を送ればOKです。
もうひとつ重要なのが、復縁を期待させるような言葉は一切使わないこと。
感謝の気持ちに添えて
「気持ちを理解してくれた○○君はやっぱりいい人だ」
「○○君だからわかってくれると思った」
などの、表現は絶対にNGです。相手に復縁を期待させてしまいます。
別れる2人なのですから、そこはシンプルにすること。
最後の〆は、
「これからの○○君の幸せを祈っています」
程度がベストです。
「別れて幸せになんてなれるかよ」という声が聞こえてきそうですが、彼はこれからその苦しみと向き合い、その先に幸せを見つけていくのです。
最後は冷たいと思われるくらいが、相手に対しての誠意。彼が未練を残さないよう、淡白なひと言で終わらせましょう。
▶次のページでは、LINEで別れ話をする上ので注意点を紹介します。