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疲れたときの対処法は? 頑張りすぎる人の特徴5つ

織田隼人(心理コーディネーター)

Kaoru Sawa

頑張りすぎて疲れたときの対処法

頑張りすぎの原因って?

頑張る性質を持っている人が、頑張らなければならない環境にいると、つい頑張りすぎてしまいがち。頑張る性質というのは責任感や実行力があるという点では、むしろ長所と言えるでしょう。しかし、そういう人が頑張らなければならない環境に行ってしまうと、いわゆる「ブラック環境」になってしまいます。仕事で必要以上にやるべきことを詰め込まれていたり、権限以上の責任を押しつけられたりしても、頑張り続けてしまうのです。

頑張りすぎて疲れたときの対処法

環境を変える

一番いいのは環境を変えること。今いる環境から逃げ出して、さっさとちがうところに行くことがオススメです。たとえば、仕事であれば出社を拒否することで逃げ出してしまうのも方法のひとつ。当たり前ですが、自分が経営者でない限り、仕事をしなければ仕事を辞めることができるのです。会社同士の契約であれば「○○を最後までやり遂げること」というような契約になるかもしれませんが、労働者はそのような契約をする必要がないので守られています。よって、辞めたり逃げ出したりしてもいいのです。逃げ出してしまえば、頑張る必要がなくなりますね。

問題を小さくとらえる

問題を小さくとらえてしまうのも効果的。「これができなかったからといって人が死ぬような話ではない」というように考えると、かなり気が楽になりますよ。「謝ればいいんだから、とりあえず謝る準備だけしよう」というような考えもいいでしょう。問題を小さくとらえてしまえば責任感も少し薄れて、諦めたり辞めたりする勇気もわいてくるかもしれません。

ちがう環境の人に会う

今いる自分の環境と別の環境にいる人に会って、話をしてみるといいでしょう。そうすると頑張っている自分を客観的に見ることができ、それが「必要な頑張りか」「必要でない頑張りか」が見えてきます。実は必要な頑張りというのはそれほどなく、諦めていいことが大半。ちがう環境の人に会うとそれがわかりますので、客観的に頑張らなくてもいいことかどうかの判断がつきやすくなるでしょう。

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