上司に必須のスキル「ティーチング」とは【図解】
ティーチングとコーチングをうまく組み合わせて成長させよう
ティーチングでベースを教えて、そのあとはコーチングで主体的に仕事を回せるようにする。この繰り返しが早期の自立につながります。
どちらか一方に偏ることなく、上司は部下の成長を見ながら使い分けるべきでしょう。
ティーチングに偏る弊害
ティーチング側に偏ったかかわりを続けられた部下は、自分で考えることができなくなります。
いつでも上司に聞こうとします。なぜなら、簡単に答えが得られるからです。
コーチングに偏る弊害
一方、コーチングに偏っていると、特に若手は、知識経験ともに浅いですから、自身の知識、経験値の中でしか発想できません。
つまり、まだ引き出しがないのに、その中からコーチングで引き出そうとしても、考える幅に限界が出てしまいます。
上司のティーチング力が部下の未来に影響する
部下育成のゴールは、部下が上司のもとを旅立ったあと、学んだことを都度、自分で考えながら臨機応変に応用させながら自立的に活躍できている状態です。
ティーチングでしっかりと知識や技術を習得している部下は、土台ができている、とも言えるでしょう。
このように考えると、上司のティーチング力は重要ですよね。
自分がわかっていることを人に教えるのもスキルです。まずは上司となったら、このスキルを意識してみてはいかがでしょうか。
(藤井佐和子)
※画像はイメージです
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※この記事は2018年08月31日に公開されたものです