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美容のプロが教える! 「二重あご」の原因と解消法

小林麻利子

二重あご解消法<ストレッチ編>

次は簡単で気持ちいいストレッチを実践していきましょう。

フクロウのストレッチ(所要時間2分)

背骨は、上からけい椎が7個、その下に胸椎が12個連なっています。

機能運動的に首は胸椎の3番目から持ち上げることがベストですが、二重あごの人はけい椎7番目から動かしがち。胸椎1~3番目がうまく使えずに、ストレートネックになっているケースが多いです。そのため、けい椎と胸椎の連動性を高めるためのストレッチを行っていきましょう。

起点となる「椎骨」を確認

まず起点となる「椎骨(ついこつ)」の確認です。

首を下に傾けたときにぽこっと出っ張る骨があります。この骨は7番目のけい椎です。この骨から3つ下の骨が胸椎3番目です。この骨から首を横や斜め前に屈曲させましょう。

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手順

(1)左手で胸椎3番目を触りながら、その骨から首を右に曲げます。このとき胸椎3番目が「ぷくっ」とかすかに動けばOKです。左手を離し、右手で左のこめかみを持ち、首をさらに右側に倒して30秒キープ。左手は真下にスッと伸ばします。

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(2)左手で胸椎3番目を触り、今度は首を斜め前に倒します。胸椎3番目が反応したら左手を背中の後ろに回し、手のひらを腰の位置へ。腕を曲げた状態で30秒キープしましょう。フクロウが首をかしげているようなイメージで。反対側も同様に行いましょう。

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スッポンのストレッチ(所要時間30秒)

首筋にある斜角筋をストレッチし、首のむくみを解消します。「いろいろ試したけれど肩こりが治らない!」という人にも有効です。

手順

(1)両手をクロスして鎖骨の下に添え、手を真下に引っ張り首の皮を伸ばす

(2)あごを上に持ち上げる

(3)首を右に傾け5秒、左に傾け5秒、これを1セットとし、3~5セット繰り返す

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※スッポンの首が右や左に動いている様子をイメージしながら行いましょう

カメレオンのストレッチ(所要時間1分)

続いては、スッポンのストレッチとあわせて行いたい、顔を動かすストレッチです。

手順

(1)スッポンのストレッチの①②を行う

(2)舌を口から出す

(3)カメレオンの長い舌をイメージして、右に10回、左に10回ずつ大きく回す

次ページ:二重あご解消法<マッサージ編>

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