元恋人とよりを戻す方法って？　効果的な復縁アプローチとNG行動

専門家に聞いた「元彼とよりを戻すためのアプローチ方法」

女性の復縁成功談では「元彼から復縁を申し込まれた」というケースが多かったですが、ただ元彼からの連絡を待ち続けていればいいわけではありません。本当によりを戻したいのなら、女性からもアプローチすることが重要です。

心理カウンセラーの小日向るり子さんに「よりを戻すためのアプローチ方法」を聞いてみました。

自分から彼を振った場合のアプローチ方法

自分から彼を振ったのですから、彼の心は傷ついて終わっています。

このような場合の復縁で大切なのは「素直な気持ち」。このスタンスを基本として、アプローチしていきましょう。

STEP1：「よりを戻したい」と連絡する

まずは、元彼にLINE・メールで連絡をしましょう。最初の連絡から、「私からお別れしたことを後悔しています。もう一度会ってもらえませんか？」など、目的をはっきりと書いてください。

振られてしまったという彼のプライドを回復させるためにも、「会わない？」といった軽い調子ではなく、「会ってもらえませんか？」と丁寧にお願いするのがポイントです。

なぜ自分が別れたことを後悔しているのかという理由は、相手の表情を見ながら伝えていく内容です。文章だけでは相手の表情が見えず、感情がすれちがう危険性があるため、最初の連絡では送らないほうがいいでしょう。

また、「久しぶり。お元気ですか？」といったあいさつ程度のLINE・メールだけを送って、相手の反応を見るのもNGです。「お前から振っておいて、元気なわけないだろ！」と、彼が怒りを感じてしまう可能性が高いので、注意しましょう。

STEP2：気持ちの変化を中心に伝える

彼に実際に会うことができたら、なぜ自分から振ったのにもう一度よりを戻したいと思ったのか、その気持ちの変化を時系列で伝えましょう。

一般的に男性は「筋道が通っている理論的な考え方」が得意なので、心の流れを順序立てて伝えたほうが、復縁確率は高くなります。

Check!：元彼と復縁するベストタイミングはいつ？　切り出し方と注意点

彼氏から自分を振った場合のアプローチ方法

一度は彼から「恋愛感情がなくなった」という事実を突きつけられているのですから、よりを戻すための一歩を踏み出すまでの心理的ハードルは非常に高いですよね。まずは自分自身の、復縁への心理的ハードルを下げることが大切です。

STEP1：「男は別名保存」の法則を思い出す

まずは、「男性は女性を別フォルダに別名保存している」という基本法則を思いだしましょう。女性の恋愛は上書き保存ですが、男性の場合は新しい彼女ができたとしても、元カノのことは心の別フォルダに別名保存していることが多いです。

振られたことによって、あなたのプライドは傷つきました。それでも忘れられないのは、それだけ大切な人だということ。そんな自分の気持ちを信じて、ネガティブ思考はシャットアウト。自分にとって都合のいい場合だけを想像して、再度アタックあるのみです。

STEP2：「もう彼女できた？」と連絡する

元彼に、LINE・メールで「もう新しい彼女できた？」という一文を送りましょう。この連絡に対する彼の反応が「彼女できたよ」という連絡だけなら諦めたほうがいいですが「なんでそんなこと聞くの？」とか「できてないよ」という返信であれば、彼も気持ちが残っている可能性があります。「彼女できてないと聞いて安心しました」から入って、少しずつ距離を戻していきましょう。

「可能性があることがわかったら焦らない」。これが、振られた場合によりを戻すコツです。

STEP3：2人で会う機会を作る

彼にもまだ自分に気持ちが残っていることが確認できたら、実際に2人で会う機会を作りましょう。ここでも焦りは禁物。最初の数回は食事程度で、彼の近状や気持ちを探っていくこと。会うときには、彼が好きだった格好（髪型・メイク・服装）と明るい表情を心がけてください。

別れたときの気持ちを引きずっていると、彼を重い気持ちにさせてしまうので注意です。彼に「やっぱり彼女といると楽しい時間が過ごせる」と別れたことを後悔させ、「彼女をとられたくない」という嫉妬心まで引き出せたら、復縁成功率はグッと高くなります。

自然消滅した場合のアプローチ方法

どちらから振ったわけでもなく、なんとなく自然消滅してしまった場合も、まずは彼に連絡をとってみることからはじめましょう。

STEP1：さりげない連絡をして彼の反応を探る

まずは、彼にメールやLINEで「お久しぶりです。仕事忙しいですか？」とさりげない内容を送ってみて、反応を待ってください。連絡を受け取った彼には、2つの状況が考えられます。

（1）すでに新しい彼女ができたなどの理由で、あなたにもう興味がない

（2）あなたからの連絡に対して「何の目的で連絡してきたのだろう？」と戸惑う

（2）なら、彼も何らかの返信をしてくるはず。相手もたわいない返しかもしれないですし、「久しぶり、何かあった？」と連絡してくれるかもしれません。しかしどんな内容であれ、反応があったら復縁の脈は少なからず「ある」と考えていいでしょう（※もちろん100％ではありません）。

STEP2：さらに探りを入れて誘う

彼から返信があった場合、返信内容から現在の彼の状況を探り、もう一度会える場面を作るよう試みてください。たとえば「あの映画を観に行きたいんだけど、よかったら一緒に行かない？」「○○展が○日までだから行きたいんだけど、一緒に行こうよ！」など、目的・場所がある誘いがおすすめです。過去に付き合っていたのだから、彼の興味のあるものはある程度把握できていますよね。彼が来てくれそうな場所やイベントにお誘いをしてみるのがコツです。

▶次のページでは、「よりを戻したい時にやってはいけないこと」を紹介します。