【良縁遠ざけ女子】妬むのは損! 「他人の幸せ」が「自分の幸せ」にもつながる理由とは
「幸せな結婚につながるような恋愛がしたい!」と思っていても、なかなか「いい出会いがない」と嘆いている女性は少なくないはず。もしかしたら、自分では気がつかないうちに、出会いのキッカケを逃してしまっているのかも……。そこで、恋愛・婚活研究所主宰のにらさわあきこさんが、「良縁を遠ざけてしまうNG行動」を毎回ご紹介。解決のヒントをチェックして、素敵な異性を引き寄せる女性へと近づいて♪
●今回の良縁“遠ざけ行動”は?
「他人の幸せを喜べない」
仲のよかった友だちに彼ができたと聞いたよき、口では「よかったね」と言いながらも、「なんであの子だけ……」と思ってしまう女性のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所主宰」のにらさわあきこです。他人の幸せを素直に喜べない人って幸せになりにくいとみなさまご存知でしたでしょうか? ということで、今回の良縁遠ざけ行動は、「他人の幸せを喜べないこと」についてです。
●性格に「いい」「悪い」はない
それにしても、他人の幸せを喜べないとどうして幸せになれないのでしょうか? 「性格が悪いから?」――いいえ、そんなことはありません。だって世の中には性格の悪い人なんてそれこそごまんといますよね。でも、その人たちが全員独り身かというと、そんなこともない。つまり、性格の悪さは幸せになれない、ひいてはいい出会いに恵まれない理由ではありません。というよりも、性格にはそもそも「いい」も「悪い」もないのです。あるのは単純に「特性」であって、「いい」とか「悪い」とかを判断するのは、感じる人がどう思うかというだけ。たとえば、「親切」を「おせっかい」だと感じる人がいるように、受け取り手の感じ方でしかないのです。そして、この「特性」というのが今回の“キモ”でして、人は同じような特性を持つ人と集う傾向にあるのですが、それこそがポイントです。
●同じ価値観の人が近くに残る
つまり、ある親切を「親切だ」と感じる人のところには同じように「親切」と感じる人たちが集まってくるでしょうし、「おせっかいだ」と感じる人のところには「おせっかいだ」と感じる人が集います。集まる……というより、より正確に言うと「残っていく」とでもいいましょうか。というのも、私たちは自分ではあまり意識していないけれども、意外といろんなタイプの人たちと日々すれちがっているのですよね。そして、その中で「合う」と感じられた人だけが残り、「合うと思えなかった人たち」は記憶にも残りません。つまり自分と似た特性を持つ人や、似た価値観の人だけが、身近に残ってゆくのです。
●彼氏のできるマインドに同調すべし
で、ここからが重要なのですが、「彼氏ができる女性」というのは、彼氏ができるような行動形式やマインドを持っています。その女性に対して「似たモノを感じられる」のなら、あなたにもすぐに彼氏ができるでしょうし、違和感を持つようならば、残念ながらなかなか彼ができづらいと言えましょう。なぜならば、彼氏ができる行動をしてないか、彼ができるような特性を持ってないからです。実際、このコラム連載の1回目でも書きましたが、「女子会に出てばかりいる人」は、女子会好きな人といると居心地がいいと感じます。すると、延々と女子会をすることになり、彼氏ができづらくなってしまう。彼女はもちろん、「女子会をしない女性」とも知り合っているはずなのですが、女子会をしない女性の行動(たとえばバーに飲みに行くとか、男性を交えての食事会とか)に共感をしないので、彼氏ができる行動をせず、結果として彼氏と出会いづらくなるのです。
よく「幸せな人のそばにいると幸せになれる」などと言いますが、幸せってあいまいな表現だから、人によってその形はずいぶんとちがっているはず。なので、「幸せな人のそばにいると幸せになれる」というのは、正確にいうと、「自分の思う幸せな形を体現している人」のそばにいると、「その幸せの形に近づきやすい」ということになるのだと思います。
つまり、あなたが「彼がほしい」と思うのなら、「彼氏のいる人たち」と集って、彼女たちの価値観や生活スタイルに同調した方が、「彼がいるという立場」に近づきやすいと言えるのです。
●まとめ:「他人の幸せを素直に喜べない」あなたへのアドバイス
なので、友だちが幸せになったときに、「喜べない」とそばを離れるのは、みすみす自分の幸せから離れていくようなもの。今後は、友だちが幸せになったときこそ、「ラッキー」と考えて、自分の幸せから離れず、むしろ近づいていきましょう。
(文:にらさわあきこ イラスト:カツヤマケイコ)
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※この記事は2016年11月23日に公開されたものです