【トイアンナの婚活塾vol.8】可愛くて理想の結婚相手だけど、金銭感覚が合わなそう!
500名を超えるヒアリング実績と、ご自身の婚活経験から、独自の恋愛・婚活分析論を展開している、恋愛マーケッター・大人気ブロガーのトイアンナさん。婚活のお悩みを徹底的に分析し、ズバッとアドバイスします!
お悩み相談
ネット婚活でマッチングした女の子と、2回くらい会っています。可愛くて聞き上手で、まさに理想のお嫁さんなのですが、彼女の金銭感覚がちょっと気になります。いつもキラキラした高価なブランド品ばかりを身につけていて、毎月欠かさずエステやネイルにも通っているそうです。僕はどちらかというと倹約家なので、もし結婚したら金銭感覚の違いで問題が起きないか心配です。僕が我慢すれば問題ないことでしょうか?(田中/男性/32歳)
お悩みアドバイス
人の金銭感覚は変わらないもの
これはね、結婚したら間違いなく金銭感覚の違いで問題が起きると思いますよ(笑)。
相談者の田中さんは「僕が我慢する」とは言っていますが、それでもダメでしょうか?
金銭感覚って、少しでもずれていると気になる上に、お互いに説得しても変わらないものなんですよね。だから、田中さんが我慢すると言っても限界があると思います。そして、田中さんがブランド品を買いまくる人間になるのが難しいくらい、彼女は倹約家にはなれません。
うーん、なるほど……。我慢で解決する問題ではないのですね。
必要なのは「我慢」ではなく「知識」
必要なのは我慢というよりも、「知識」なのではないかと思います。田中さんが今デートしている子が好みだということは、田中さんの好みの女性はそれなりにお金がかかる子だということを知ったほうがいいです。「可愛さ」は金銭的な投資によって作られるもの。年齢を重ねても一緒にいることになる結婚相手に「可愛さ」を求めるのであれば、それこそ老いを食い止めるためにお金を使ってもらって、可愛くあり続けてもらう必要があるでしょうね。
確かに、桁のひとつ違う美容液を使うだけで、肌の調子は全然違いますよね!
そうなんですよ。男性からすると本当にびっくりするくらい、「可愛さ」にはお金がかかります。昔、消費者調査の仕事をしていたのですが、妻が倹約家の家庭と、そうではない家庭だと、如実に外見に差が出ていました。生まれ持った造形がどうとかではなく、どれだけメイクやスキンケア、ファッションなどに投資しているかで女性は変わります。
美容への投資が、奥さまの外見にも表れるということですね。
そうです。ちょっと極端ですが、「今から毎月100万円を美容に使っていいですよ」と言われたら、外見はすごく変わりますよね?
年間にしたら1,200万円ですよね。今まで手の届かなかった高価なコスメやファッションにも手を出せるので、見違えるほどキレイになれそうです!
とはいえ、男性にとってはこれってあまりピンと来ないと思うんですよね。なので、まずは美人な女友だちが使っている化粧品や服の値段を聞いてみて、知識を得るのがいいですよ。美しさを保つためにはいくらかかるのかをリサーチして、スタンダードを知ることで、今デートしている子の金銭感覚が妥当なのか使いすぎなのかどうかが判断できるでしょう。
まったく美容にお金をかけずにありのままで美人な子って、ほとんどいないですよね。
誰も化粧をしていない小学校の頃、顔の造形だけで美人だった子って、クラスに1人いるかどうかだったはず。お金をかけずに美人な子の割合はその程度です。ぜひこの機会に、女性にかかるお金の現実を知って、彼女との結婚の判断材料にしてくださいね。
まとめ
1.基本的に、人の金銭感覚は変わらないものと心得よう!
2.結婚相手の条件が「可愛さ」なら、お金は絶対にかかる!
3.美しさにはどれくらいのお金が必要なのか、調べてみよう!
(朝井麻由美)
※この記事は2016年10月11日に公開されたものです