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専門家 カップル

【彼の不可解な行動11】気がありそうなのにアプローチしてこない草食系男子の対処法とは?

ぐっどうぃる博士

男性と女性では脳に違いがあるために、考え方や行動が異なるとよく言われています。理解不能な彼氏の行動や、好きな男性の態度は、単なる脳の違いによるものなのか、それとも何か隠された事情があるのか? そんなわけで、オトコが本当に考えていることを知るため、おひとり様代表・朝井麻由美さんが恋愛カウンセラーのぐっどうぃる博士に疑問をぶつけます!

今回の相談者:(34歳、会社員、彼氏なし)

自分は草食系ではない、と言いながら、基本は「待ち」の姿勢の男性。デート中に楽しそうに見えなかったので、自分のことが好きじゃないのかなと思い、疎遠になりましたが、その後、実は本気で好きだったと言われて驚きました。そもそもデートに誘うのも連絡するのもいつも私からになっていて、矛盾している気がします。脈あり・脈なしのサインの見抜き方を知りたいです。

朝井麻由美(以下朝井):相談の女性は、男性がデートで消極的だったため、自分に気がないと思ってアプローチしなかったようですね。でも当の男性本人は「本当は好きだった」と後で言っています。言っていることと行動がズレていますね。草食系ってことでしょうか?

ぐっどうぃる博士(以下博士):草食系の男性に対処するには、まず草食系の男性をきちんと知るべきです。

朝井:草食系にもいろいろなタイプがいるということですか?

博士:そうです。草食系の男性を、「自分から好きと言わない、受け身の姿勢の男性」と定義すると5つのタイプに分類できます。分類さえできればどう対応すべきかが分かると思います。

朝井:ぜひ、その5つを教えてください。

■「草食系男子」の5つのタイプ

1.非セックス至上主義の男性

博士:一つ目は、非セックス至上主義の男性。

朝井:その言葉、今までのこの連載で何度か出てきましたね。女性にモテることや、女性と体の関係を持つことに関心のない男性ですね?

博士:そうです。見分け方としては、彼らは女性に興味がないので、合コンなど出会いの場には現れません。もし現れたとしたら、それは友だちに無理やり連れてこられた場合だけでしょう。だから、彼らとは同じ職場だったり、同じサークルだったりでもしない限り会うチャンスがありません。たとえ同じ職場でも、わざわざ女性に話しかけたりはしないので、こちらから会うきっかけを作る必要があります。

朝井:「草食系」と言われて思い浮かべるイメージ通りですね。

博士:また彼らは女性に関心がないため、女性を楽しませようという気がありません。デートにサンダルで来たり、悪気なくデリカシーのないことを言ったりします。

ファッションも、モテるためのファッションではなく、たいていは機能的な服か安物でしょう。ファッションにこだわっている男性も、女性に媚びたものではないので、女性受けのしないユニークな服を着ていると思います。彼らは、デートの途中で仕事があると言って帰ったり、男友だちとの約束を優先したりするでしょう。

朝井:相談の女性の彼は、このタイプですか?

博士:多分違います。というのも、彼が「本気で好きだった」と言っているからです。彼らも、まれに女性を好きになることがあり、もし本気で好きになったら、ぎこちないものですが積極的になりますし、アプローチをします。また、このタイプは女性に気を使わないので、好きでもない相手に「本気で好きだった」と嘘をつくこともないでしょう。

2.自分に自信がない男性

朝井:二つ目はなんでしょう?

博士:二つ目は、女性に対する興味は大きいものの自分に自信のない男性。彼らが消極的なのは、振られることや断られること、拒絶されることが怖いからです。

朝井:このタイプは、相談の男性にあてはまりますか?

博士:これも違うでしょう。というのも、彼らは自信さえつけてあげれば、徐々にですが積極的になります。相談の女性は、積極的に彼を誘っていたはずです。でも、彼はデートでそれほど楽しそうではなかった。また彼から誘ってくることはなかったのですよね? 考えにくいです。

3.「受け身のアプローチ」をする男性

博士:三つ目のタイプは、二つ目で述べた「自信がない男性」が努力の結果モテるようになったタイプです。「人は一度うまくいったアプローチの方法で、女性にアプローチをし続ける」と僕は思っています。かつて、自分に自信がなくて告白できず、積極的になれなかった彼らの女性へのアプローチは、もっぱら「女性に優しくし、女性を楽しませるけど、自分から告白をしない」というものでしょう。これを僕は受け身のアプローチと呼んでいますが、その受け身のアプローチをすると、一部の女性は、男性を好きになります。

朝井:自分に優しくして、一緒にいて楽しいのに、告白はしてこない。確かに、その行動によって、しびれを切らして告白してしまう女性はいそうです。

博士:最初にその手法で女性を落とした男性は、モテるようになっても、その手法を用います。

彼らは、昔はモテなかったので、相変わらず最初は自信がないように振る舞います。それを見た女性は、「この人は女慣れした遊び人じゃないみたい」「肉食系のガツガツしたタイプじゃない。誠実な人かも」と思って安心します。

彼らは、モテるための努力をし続けているのでモテます。草食系の振る舞いをしながら、女性の文化に詳しく、隠れ家的なカフェを知り、女性の喜ぶ会話を身につけ、女性に媚びたおしゃれをしていたりします。

また彼らは、昔はモテなかったため、自分がモテるかどうかを確認するために、付き合う気のない女性も、受身のアプローチで落とします。

朝井:そういうのって、いわゆる「ロールキャベツ男子」と言われるやつですか?

博士:そうです。最初は自信のなさそうな彼らは、相手が自分のことが好きだとわかると、調子に乗り、頭を撫でたり、ボディタッチをしたり、いじったりもします。非セックス至上主義の男性や、自分に自信のない男性にはできない芸当です。

朝井:さては、この相談の女性の彼は、このタイプですね。

博士:はい。十分にありえます。
もし、彼が三つ目のタイプだった場合、彼にとってこの女性は、「好きにさせるだけで十分」という距離だったのでしょう。付き合う気も体の関係を持つ気もない。だから彼女が自分のことを好きだとわかった瞬間に、彼の目標は果たされたことになります。自分の目標が果たされたので、それほど積極的ではなくなり、デートも楽しそうではなくなった、そう考えられます。

朝井:じゃあ、この彼の言う「本当は好きだった」は、嘘なのでしょうか?

博士:前回の連載でも言った通り、男性の言葉を鵜呑みにしてはいけません。特に利害関係のある相手に人は簡単に嘘をつきます。

朝井:彼は彼女の好意に気づいていたということですね。

博士:その通り。でも、女性の好きだという気持ちをわかっていながら、相手の誘いにのり、デートをし続けていたとしたら、これは罪になります。女性の気持ちを弄んでいたことになりますからね。

ところが、彼があとで「本当は好きだった」と言ったらどうでしょう。彼は被害者になります。「もっとあなたがアプローチしてくれれば、僕は付き合っていたのに」と言えます。「本当は好きだった」という言葉は、相談の女性を加害者にするずるい言葉になるでしょう。

朝井:ずるい! 責任転嫁することで、罪悪感を打ち消していますね。でも、その「本当は好きだった」は嘘なんですよね。嘘をつくことにも罪悪感を持つのでは?

博士:厳密には嘘とは言い切れません。彼は彼女を好きにさせたいくらいには好きだった。ただ、体の関係を持つ気もなければ、付き合う気もなかっただけです。「本当は好きだった」というのは、彼自身をごまかせる範囲の嘘です。

前回も紹介した、行動経済学者ダン・アリエリー著『ずる―嘘とごまかしの行動経済学』で言うところの、人は自分をごまかせる範囲で嘘をつくというものですね。

4.対象となる女性に興味がないだけ!

朝井:3つ目は可能性がありうるとのことですが、4つ目はいかがでしょう?

博士:4つ目は、彼自身は肉食系男性かもしれないけど、対象となる女性に興味がない場合です。

アラサー以降の女性が「最近、草食系の男性が増えた」と言っているのをよく聞きますが、その女性の魅力が落ちたからということに気づいていないということがあります。自分がお茶の間でテレビのタレントを評価しているように、男性を評価しているのですが、自分自身もそれらの男性に評価される立場だということを彼女たちは知らないのです。

ただ、状況から考えて、4つ目の可能性は低いと思います。もし、この女性に興味がないなら、自分の貴重な時間を割いてデートはしないでしょう。適当な理由で断っていたはずです。

朝井:この彼は、誘われたデートに行くくらいには好きだったわけですもんね。5つ目可能性は?

5.その女性と付き合うリスクが高い

博士:5つ目は、その女性と付き合うとリスクがあるというケースです。たとえば自分に恋人がいたり、既婚者だったりすれば、付き合うと恋人や妻、相手の女性を裏切ることになりますので、体の関係を持ちたくても積極的なアプローチができません。

他にも、相手の女性が高校生という場合。この場合付き合えば犯罪です。したがって男性は、積極的になれず草食系のようなアプローチしかできないでしょう。

朝井:このパターンもあ りそうですね。

博士:ありえます。たとえば、この相談の女性は34歳ですよね。彼女の年齢から、「彼女と付き合えば結婚しないといけないかも」と結婚がちらつきます。もし彼に結婚願望がなかったとしたら、デートは誘えないし、デート中も楽しめないかもしれません。「本気で好きだった」というのも、「結婚するほどではないけど」というのを前提にすれば考えられます。

朝井:つまり、3つ目か5つ目ですね?

博士:それが考えやすいでしょうね。

朝井:これにはどう対処すべきですか?

博士:3つ目なら、半年程度デートをして脈がなければ諦めるべきとなります。つまりこの相談の女性の判断は正しかったとなりますね。彼の「実は本気で好きだった」という言葉は戯言だと思って流しましょう。

5つ目の場合、そのリスクが取り除かれれば付き合えます。ただそれが、年齢からくる結婚のリスクだとしたら、取り除くのは難しい。この場合も彼を諦めて正解と言えるでしょうね。それ以外のリスクだったら、たとえば彼に恋人がいるからアプローチできないというなら、前回の略奪愛の手法が活きるでしょう。

朝井:これまでこの連載で10回以上、博士とお話をしてきましたけど、なんとなく男性がわかってきた気がします。

まず、この相談の女性が、脈あり・脈なしのサインの見抜き方とおっしゃっていますが、好きにも4つの段階がある ので、相手が好意を示したからといって、脈ありとは言えないということですよね。彼に付き合う意思がない場合、彼のアプローチが途中で止まるのでしたよね。たとえば好きにさせるだけで十分という距離なら、何度もデートをした時点で彼のテンションは下がる。体の関係を持ちたいというなら、デートでもすごく盛り上がるのに、告白はしてこないというように。

博士:ええ、そうです。

朝井:それから恋愛では男性が責任を取ることをすごく恐れている。だから「私の何が彼のリスクなのだろう?」と考えないといけないということですね。さらに、恋愛において、男性が女性に対して本当のことを言っているとは限らないということ。

博士:そうなんです。そういういくつかの視点を持って、男性を見ると実はとてもわかりやすかったりするんですよね。

朝井:少しずつ、男性の不可解な部分が減ってきた気がします。どうもありがとうございました。

【まとめ】

1)草食系に見える男性は5つに分類される。
2)一つ目は、恋愛に興味のない男性。
3)二つ目は、自分に自信のない男性。
4)三つ目は、女性にアプローチする方法として、草食系っぽく振る舞う男性。
5)四つ目は、その女性に興味のない男性。
6)五つ目は、その女性と付き合うとリスクがあるのでアプローチしない男性。
7)リスクを嫌う男性は、そのリスクをなくすと付き合える可能性が高まる。

(構成:ぐっどうぃる博士、朝井麻由美)

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