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簡単に直せる? 時間にルーズな人の心理と対処法

高見綾(心理カウンセラー)

時間にルーズな短所を直す方法

時間にルーズな場合、どのように改善したらいいのでしょうか。

心掛けるポイントは以下です。

(1)10分前には到着するよう設定する

時間にルーズな人は、時間ぴったりに着くように考えて行動しがちです。

そのため、服を選ぶのに予想以上に時間がかかったり、出かける直前に鍵をなくしたり、電車が遅れたりといった不測の事態が起こるとすぐに遅刻してしまいます。

余裕を持って10分前には着くように計画を立てましょう。

(2)早くついたらやることを決めておく

時間にルーズな人のなかには、待ち時間が嫌、と考えている人がいます。

気になっていた本を読む、スマホでブログをチェックするなど、あらかじめ待ち時間でやることを考えておくと、早めに到着しても時間を有効に使うことができ、手持ち無沙汰になることがありません。

(3)出かける前に何か別のことをはじめない

出かける前に、掃除をはじめる、仕事をする、コーヒーを飲むなど、別の用事をつい思い出してやろうとしてしまう人がいます。

別のことをやりはじめると遅刻してしまうので、気になってもぐっと堪えましょう。

(3)出かける30分前には用意を終わらせておく

時間にルーズな人は、基本的にのんびり屋さんです。

準備にかかる時間を甘く見積もっていることが多いため、出かける30分前までには、着替えや待ち合わせ場所のチェックも含めてすべての用意を終わらせておき、時間になったらさっと家を出られるようにしておきましょう。

(4)自分を責めずに受け入れる

時間にルーズな自分を責めると、ますます直らなくなります。

朝起きるのが苦手なら、「私って朝苦手だよな~」と思って自分を受け入れる。そうやって、「しょうがないな」と自分を受け入れてあげましょう。

次ページ:自分を受け入れることが、遅刻癖を直すポイント

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