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【マリアージュレッスン】30歳を過ぎたら出会いが限られる? 世間的に難しい条件の女性が幸せをつかむ方法

斎藤芳乃

世間的に難しい条件の女性が幸せをつかむ方法

 (1)「表面的な価値」より、「本質的な価値」に目を向けて

実は、「30を越えると結婚が難しいかもしれない」という考え自体が、「自分を表面的な条件で判断している」ということ。つまり、自分にもっといいところがあるにも関わらず、表面上のことだけで価値がある・ないと判断してしまっている、ということなんですね。

けれども、人の価値は、「若い」「容姿がキレイ」「細い」「いい会社に勤めている」などの表面的なものだけではありません。むしろ、「いつも約束を守って人に対して誠実に接している」とか、「誰に対しても思いやりを持って、誠心誠意心を込めて大事にしている」など、こうした目に見えない本質的な価値をたくさん持っています。

本質的な価値というのは、「表面的なことが色褪せたとしても変わることのない価値」のこと。誰しもいつかは老い、会社の評判もその時々で変わりますが、人には「変わらない価値」があるのです。 自分のことを、表面的なところだけで判断していたとしたら、決して自分の「本質的な価値」を人に知ってもらうことはできませんし、 「自分と同じように表面的なことばかり考えて人を判断している男性」と出会いやすいのです。

だからこそ、自分が自分のことを年齢や容姿などで判断せず、きちんと本質で判断してあげることが必要になります。

あなたにはどんな本質的な魅力がありますか? 「誠実である」「几帳面でしっかりしている」「繊細でやさしい」「誰にでも公平」「約束を必ず守る」「仕事に誠実で努力家」「忍耐強く物ごとを長く育てることができる」「やさしく涙もろい」など、それぞれ魅力があるはずです。一度自分自身を振り返ってみましょう。

そうして本質で自分を判断できるようになったら、今度は「本質を大切にした在り方」を習慣化していきます。たとえば、趣味や会話を通じて純粋な喜びや感動をわかち合える人と、積極的に交流するようにするなどです。

年齢や容姿などの条件は、どこまでいっても「表面的なもの」です。そこを気にしながら生きていても、表面的なもの以外の価値は生まれません。しかし、自分が本質的な在り方をすることによって、同じ在り方をしている男性から「あ、この人は自分と同じ考えを持っている!」と共感が得られるようになるのです。

(2)「相手に選ばれたい」ではなく、「自分で相手を選ぶ」という意識を持って

婚活をしているときは、つい「ステキな相手から選ばれたい!」と相手目線で選ばれる努力をしてしまいがちです。しかし、これは逆効果。なぜなら、一見選ばれたいと積極的に努力しているように見えますが、心理的に、「誰でもいいから私のことを見てほしい」と相手任せになり、「私はついていきます」と相手に依存している状態になっているのです。すると、自分にはピンとこない相手が来てしまったり、自分をいいように扱ういい加減な男性を引き寄せてしまいます。

そうならないためにも、しっかり自分が相手に求める本質的な条件をはっきりさせておきましょう。たとえば「正義感が強い人」「誠実な人」「やさしく誰にでも公平な人」など、相手がどんな在り方をしている人がいいのかを選んでいきます。あなた自身が大切にしている価値観や、あなたの心がけなどを軸にしてあげるとスムーズです。

こうして自分が選ぶ本質的な基準を明確にすることで、潜在意識はその条件の男性との縁を引き寄せやすくなります。なぜなら私たちの脳は、「条件を明確にしたもの」を選び取る能力があるからです。

(斎藤芳乃)

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