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【カラダのお悩み】頭がぼーっとする! 花粉症による倦怠感の正体と対処法4つ

山本櫻子/ナナネール!

大河原大次

「花粉症による倦怠感」の対処法4つ

では、「花粉症による倦怠感」に悩むあなたに、普段の生活において心がけておくべきことをご紹介いたします。

1.花粉を極力遠ざける

アレルゲンに触れる機会を少なくすることが、症状を抑える一番の得策です。外出時は必ずマスクをする、花粉が多く飛んでいるときはなるべく出掛けないなど対策をとりましょう。

2.エアコン、加湿器による温度・湿度調整

2~3月は気温・湿度ともに低く、鼻や目の粘膜が乾燥しバリア機能がもっとも低下する時期。花粉が少なくても花粉の症状が出やすいことが、倦怠感の原因につながります。粘膜に負担がかからないように温度調整や加湿によって保護をしましょう。

3.症状にあった薬を正しく飲む

花粉症と同時に風邪を併発していないかを見極めて、飲むべき薬を間違えないようにしましょう。市販の薬で症状が改善しない場合は、早めに病院へ行ってきちんと診断を受けて長引かせないように。妊娠中の人は飲み薬より点鼻薬や目薬を効果的に使うことをオススメします。

4.薬は発症時期の前から飲む

そもそも症状自体を発症させないためには、早い段階で専用の薬を飲みはじめることが鍵になります。まだ症状が出ていなくても、花粉が飛びはじめる2週間前から飲みはじめ、飛んでいる1~2カ月の間は、病院で処方してもらった薬を継続して飲むのが効果的です。症状がひどい場合はレーザー治療などを選択肢に入れてもいいかもしれません。

今日からできることばかりなので、早速はじめてみてくださいね!

(取材協力:大河原大次、文:山本櫻子/ナナネール!)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2016年03月08日に公開されたものです

山本櫻子/ナナネール!

編集プロダクション「ナナネール!」所属ライター。美容師、メイク部員として10年美容業界にいた経験を活かし、ハサミとブラシをペンに持ち替え執筆中。特にアラサー女性の流行に敏感。ナナネール!ではビューティー、ヘルスケアを中心に雑誌「Can Cam」「Ranzuki」WEB「美的.com」「@cosme」「KADOKAWA 魔法のiらんど」他を担当。会報誌、カタログ、広告、Web動画なども制作している。

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大河原大次

耳鼻咽喉科 日本橋大河原クリニック院長。1959年、東京都生まれ。帝京大学医学部卒。日本医科大学耳鼻咽喉科入局・助手、伊勢崎市民病院耳鼻咽喉科医長として経験を積み、神尾記念病院副院長を経て日本橋大河原クリニックを開業。患部をモニターに映しながら説明する、丁寧なカウンセリングが特徴的。

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