お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

今年もついにこの季節が! ツラい花粉症の症状を軽減する方法3つ

池田園子

◆花粉症の症状を軽減する方法

花粉症の症状を軽減するための生活習慣をご紹介します。

1.花粉をできるだけブロックする
花粉症の不愉快な症状を引き起こす原因となる花粉をできるだけ取り込まないようにしましょう。一番手軽な方法はマスクをつけること。メイクが落ちにくい女性用マスクも売られています。鼻腔や鼻のまわりに花粉症用軟膏やワセリンを塗ってブロックするのも有効です。症状のひどい方は花粉症用メガネを着用するのも◎。それでも吸い込んでしまう花粉は、帰宅後のうがいや鼻うがいで排出しましょう。

2.ヨーグルトやハーブティーを摂取する
花粉症によい食べ物や飲み物を積極的に摂りましょう。食べ物で一番オススメなのは乳酸菌を摂れるヨーグルトです。免疫力を調整するには腸内環境を整えることがとても効果的。乳酸菌は糠漬けなどの漬け物、甘酒や味噌などの発酵食品にも含まれています。飲み物ではハーブティーがオススメです。西洋の民間療法で使われていたハーブには、穏やかな効果が期待できます。鼻づまりや目のかゆみを和らげるネトル、鼻粘膜の腫れを軽減するペパーミントなどは花粉症対策にぴったりです。

3.規則正しく、冷やさない生活を送る
免疫反応を正常化し、自律神経を整えるためには、十分な睡眠、適切な栄養摂取、規則正しい生活が欠かせません。忙しくて理想通りの生活が送れない場合でも、できるだけ睡眠時間を確保しましょう。また、とくに女性は体を冷やさないことも大事です。温かいものを摂取する、バスタイムは湯船に浸かるなど、体を温めることも意識してください。

ただし症状が強い場合、あるいは症状が出てから時間が経っている場合、セルフケアだけでは限界があります。最近は眠気をまったく引き起こさない抗アレルギー薬や、舌下で溶ける水いらずの薬もあるので、医師に相談してみてください。内服を基本に適宜目薬などで対処するのが、一番スタンダードな対処法かもしれません。

今日からでもできる習慣を心がけて、花粉症のツラい症状を和らげましょう!

(取材協力:渡辺由紀子、文:池田園子)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

渡辺 由紀子(ワタナベ ユキコ)

消化器内視鏡専門医。医学博士。大学病院で消化器内科医として数年間勤務後、大学院在学中に長女出産。現在は官公庁医務室などで、内科医・産業医として外来診療や検診に従事している。二児の母。

※この記事は2015年02月27日に公開されたものです

池田園子

ライター/編集者。Webニュースメディア、企業のオウンドメディアを中心に執筆・編集を行う。ジャンルはIT、エンタメ、マーケティング、企業・人物取材など。著書に『フリーランスで食っていきたい!』『今からはじめるNAVERまとめ』(奥田園子名義)がある。好きなものは読書、ヨガ、気の合う人とおいしいごはんを食べに行くこと。

この著者の記事一覧 

SHARE