お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

喉が痛い! そんな風邪に効く漢方薬は「葛根湯」じゃなくて「桔梗湯」!?

~1週間後の再診~

丸山先生「もうすっかり良さそうですね」
R子「はい。5日間ぐらい飲み続けましたが、症状自体は2~3回飲んだ時点でだいぶ痛みがおさまって楽になりました」

丸山先生「その後、熱は出ましたか?」
R子「いえ、今回は出なかったです。それも良かったです」

丸山先生「良かったです。まだまだ寒いので、しっかり保温を心掛けてくださいね」
R子「はい!」

~その後、ある日のP美とR子~

P美「忙しい時期に風邪が長引かなくて良かったね!」
R子「ほんとだね。一時はどうなることかと思ったけど……(笑)」

P美「丸山先生が、『熱が出ているときに熱を抑え込むのはダメ。発熱を促して、熱を出し切る方がいい』って言っていて、目からウロコだったよ。漢方薬にはそういう作用もあるんだね」
R子「そうだね。私も、治りづらい喉の痛みが早めに取れたから良かった!」

P美「これで苦手な冬の時期を乗り切れそうだよ」
R子「うん! そうだ、あの企画書もう少しで仕上がりそうだよね? 頑張ろう!」

P美「よし、頑張ろうー!!」

丸山綾 まるやま・あや

日本東洋医学会(専門医)、日本産科婦人科学会(専門医)所属。1999年日本大学医学部卒業。駿河台日本大学病院、丸の内クリニック等を経て、現在、霞が関ビル診療所で婦人科医師として勤務。専門分野は産婦人科一般、漢方治療。

 

(取材協力:丸山綾、文:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.12)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

※この記事は2015年01月19日に公開されたものです

SHARE