お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

恋と仕事を両立! 幸せ女子になる人生設計のコツ・13選

恋愛部長

■「キャリア」と「結婚(子ども)」、どちらを優先するか

さて、そういう条件下で人生を考えるとき。女性はもっと戦略的に自分の人生をマネジメントすべきだと私はかねがね思っています。というのも、現代は、あまりに多くの女性が矛盾だらけの中で人生の選択に苦しんでいるからです。雇用機会均等法で、職場での労働条件は平等になったかのように見えますが、根強い男性社会の会社組織で仕事をしていくのは大変なことです。今後のキャリアを決める大事な時期である20代後半から30代半ばまでに、女性には婚期と出産時期がやってきます。そこでうっかり仕事ばかりに熱中していると、気づけば30代後半。気がつけば高齢出産の域です。子どもをつくるのが難しいとなれば、「どうしても子どもはほしい」という男性との結婚はあきらめなくてはなりません。今さらキャリアを手放してまで結婚する気も起きなくなって、悠々自適の独身生活のまま、結婚もしない、という選択をする人も多いです。

もちろん、結婚が人生のすべてではありませんし、仕事での成功は、なかなか手に入るものではない貴重なものです。でも、男性の場合は、歳をとってからでも結婚できるし子どもも望めるのに対し、女性の場合は、その選択肢がない。その歳になってから気づいても、もう取り返しがつかないのが現実なのです。

逆に、キャリアの重要な時期に、結婚を選んだ場合はどうでしょう? 結婚をすれば、当然子どもがほしい、という話にもなります。実は子どもを授かるのは、ほとんどが結婚して2年以内というデータがあります。

実際、私の友人でも、結婚当初、仕事に集中したいという理由で子どもをつくらなかったら、その後、ほしくなってもできなくなってしまったという人が何人もいます。ですから、子どもが欲しかったら、結婚後2年以内にできることをあらかじめ想定しておいたほうがいいのです。

仕事でのキャリアにとって、子育てする数年間は、どうしても空白になります。いくらがんばって復帰しても半年。その後、男性と同じように仕事をしていくためには、旦那さん、実家のご両親などの相当なサポートが必要になってきます。

それに、実際子どもが生まれてみれば、やっぱり自分の手で育てたい、もっと時間を割きたいと思ってしまうのも女の性。そうなれば、今までどおりに仕事をするわけにはいかなくなります。

つまり、キャリアを全うしつつ、結婚も子どもも、という、男性だったら当たり前に望めることが、女性にはとても難しいということなんです。女性が望めるのはどちらかだけ。両立しようとすると、どこかで大きな穴埋めが必要になってくるのです。でも、これは、もう仕方がないんです。女性に生まれたからには、この究極の選択はどこかで訪れる。そして、自分の手で、その選択をしていくしかない。私が思うのは、その選択を、あらかじめきちんと頭に入れているかどうかが大事、ということ。女性であることの不条理を嘆いても仕方なくて。どうせそういうことになっているんだから、そのことを折り込みずみで、人生を設計していくことが大事なのではないかと思うんです。

【次ページ】まず考えるべき「人生プラン」の骨子とは

次のページを読む

SHARE